« あの当時のカウンター・カルチャーへの思い入れ | トップページ | 老眼の度が進んでしまって »

2012年4月16日

ネコを飼って元気になる

日経 BP に 「ネコが人を元気にする科学的な根拠 寄生虫のなせる技?」という記事がある。ネコを宿主とするトキソプラズマという原虫が人間にも寄生すると、ドーパミンの分泌が盛んになって、元気が出ちゃうという説が、大まじめに説かれているんだそうだ。

ドーパミンの分泌が多いと、食欲や性欲がわき、やる気がみなぎり、意欲的に生活することができるという。しかし多すぎると飽きっぽくて常に新たな刺激を求めるようになり、冒険や探検、転職や転居が大好きで、恋人や自動車をひんぱんにかえ、スリルを求めるようになる。いるよね、そんなタイプ。

ちなみに私は昔からネコとの接触が多い。私の祖母は近所から「ネコばあさん」と呼ばれるほどのネコ好きで、子どもの頃の我が家には、多い時には何匹いるかわからないほどのネコがいた。もっとも後で知ったのだが、純粋な「家ネコ」はほんの 2~3匹で、後は我が家に頻繁に出入りする「地域ネコ」だったらしい。

とはいえ、私としては幼い頃からネコに囲まれて暮らしていて、どれが家ネコでどれが地域ネコだなんていう区別は、ちっとも意識していなかった。ちゃんとそれぞれに名前も付いていたしね。

いずれにしても、ネコというのはその辺をうろうろして、台所の片隅に置かれた「ネコまんま」に首を突っ込んで食べているという存在だった。そして夜寝ている時に布団の足元に乗っかられると、うなされるほど重い。

私がちょっとやそっとでめげないのは、幼い頃からネコに囲まれて育って、知らないうちにトキソプラズマを寄生させているからなのかしらん。ただ、辛うじてドーパミンの過剰分泌には至らずに済んでいるようで、何とかなっている。

ネコの「癒し効果」 いうのはよくいわれることだが、ちょっとうつ気味のやつには、ネコを飼わせるといいかもしれない。

 

|

« あの当時のカウンター・カルチャーへの思い入れ | トップページ | 老眼の度が進んでしまって »

心と体」カテゴリの記事

コメント

本文からずれますが、寝てる間に足元に乗られてひざが捻挫した経験があります(笑)うちの2キロちょっとのチワワでさえそうですから、猫なら骨折かも♪猫は見かけによらずドッシリしてますものね。うちの近所にも地域猫がたっぷりいます。ご飯をあげないので、声かければ逃げるし、そっと振り返れば電柱の影から原田知世のように覗いてるし(古い?)二階の窓から見てる分には穴があくほど見つめられるんですけど(笑)寄生虫には感染してなさそうです。が、転職転居冒険が好きです(やっと本文に戻った)。。。

投稿: こりす | 2012年4月17日 08:14

我が家では猫を2匹飼っているのですが、確かにフルマラソンを走ったり自転車に乗ったりという点では活動的かもしれませんけど、転職転居を好むようにはなっていません(幸い、家人ともども、パートナーを取っ替え引っ替えという傾向もなし…) 寄生虫には感染していないようです。

むしろ逆に、あんな連中と一緒に暮らしていると、「暇さえあれば寝ていたい」という習性の方が伝染してしまいそうです……。

投稿: 山辺響 | 2012年4月17日 10:57

こりす さん:

原虫に感染していなくても、転職転居冒険が好きということはあり得るわけですね (^o^)

投稿: tak | 2012年4月17日 23:52

山辺響 さん:

>むしろ逆に、あんな連中と一緒に暮らしていると、「暇さえあれば寝ていたい」という習性の方が伝染してしまいそうです……。

いえいえ、寝るのも体力が要るそうですよ (^o^)

投稿: tak | 2012年4月17日 23:53

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ネコを飼って元気になる:

« あの当時のカウンター・カルチャーへの思い入れ | トップページ | 老眼の度が進んでしまって »