クラウドに目覚めかけちゃって
Engadget の日本語版が「Google Drive 対 Dropbox、SkyDrive、iCloud 詳細比較チャート」という記事を書いてくれている。クラウド・サービスの比較だ。
私は最近ようやく、クラウドの便利さにしみじみ気付いて使い始めているところで、「Dropbox というアプリに感嘆」 なんていう記事を 今さらながらのように 10日前に書いている。気付いてみると、使っている人は既にずいぶん使い倒しているようなのだ。
私はやっと Dropbox を無料分の容量の 2GB で使い始めているのだが、そもそものきっかけは、iCloud の使い勝手が今イチなことなのだ。MobileMe の頃は、どんなファイルでもどんどん放り込めたのだが、iCloud になってからは iOS と iWorks をベースとしたファイルしか対応してくれないみたいなのである。
Photo Stream の自動バックアップの便利さは文句のつけようがないが、元々 Apple という世界の中のシステムなので、本当に使い倒したかったら、PC も Mac にしなけりゃいけないんだろう。私としても、ゆくゆくは完全 Apple ユーザーになってしまいたい気がするのだが、PC が Windows の現状では「使い勝手がちょっとね」というところなのだ。
ちなみに、iCloud はフォルダ単位でクラウドにアップロードするということができないみたいで、それは MobileMe の時代からの不便さと同じである。もしかしたら、Apple ってクラウドの世界ではちょっとぶきっちょな企業なのかもしれない。
そこへいくと、Dropbox はフォルダ単位でひょいひょいクラウドにアップロードできるので、使い勝手がいい。そのうえ、Google まで Google Drive なんていうサービスを始めたというのだから、これは使ってみてもいいかもしれないと思っている。
ただ、ちょっと検索してみたら Google Drive にアップロードしてしまうと、そのファイルは Google が自由に使っちゃってもいいなんていう使用条件があるみたいで、「なんじゃ、そりゃ?」という感じがしている (参照)。
というわけで、しばらくは Dropbox メインで、もう少し様子を見てみようと思う。
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