光学 18倍モデルを衝動買い
一昨日の 「最新のコンデジはすごいらしい」 という記事で、最新の光学 20倍ズームのコンパクト・デジカメのニュースを読んで、物欲が大いに刺激されたと書いた。値段も 3万円ちょっとらしいので、かなり現実味のある話である。というわけで昨日の仕事の帰りに、さっそく近所の家電量販店に寄ってみた。
ところが、さすが茨城県つくばの里である。最新型のコンデジはまだあまり入荷されておらず、唯一オリンパスの光学 24倍の機種のみが見つかった。ところが触ってみたところ、ユーザーインターフェイスが、今イチなのである。どうも私の感覚に合わないのだ。これだと、咄嗟の時にシャッターチャンスを逃してしまいそうだ。
「しばらくしたらまた来よう」と諦めかけて、ふとその隣の棚に目をやると、そこには型落ちのため 1万円ちょっとまで値引きされた、ペンタックスの Optio RZ 18 という機種がある。ズームは光学 18倍で、デジタルズームを併用すると、なんと 130倍相当まで大きくなるという。
最新モデルを待たなくても、こんな高スペックのコンデジが発売されていたとは、まったく知らなかった。せいぜい 12倍ぐらいがコンデジの最高峰だと思っていたのである。最近は iPhone のカメラで満足していたので、この分野の情報が不足していたようだ。
衝動買いの虫が騒いでちょっと手にとって操作してみると、シンプルで使いやすい。私の感覚に合う。私はスペックの数字よりも使いやすさ重視の人なのだ。それに光学 20倍が 18倍に落ちただけで、値段が 3分の 1 以下になるのなら、これはお買い得だ。
というわけで、その場で買い求め、帰宅してさっそく使ってみた。それが昨日の和歌日記である。裏の川で泳いでいるコガモを、遠くからズームを思い切り効かせて撮影すると、こんなにも自然な感じで撮影できた。(画像クリックで拡大表示される)
コガモというのはあまり水に潜ったりせず、浅瀬で逆立ちするように、頭を水に突っ込んでエサをあさるというのだが、思いっきりズームを効かせたおかげで、生まれて初めてそれを確認できた。
3年前に買った Panasonic の Lumix DMC-TZ5 は光学 10倍ズームで、当時としては最高峰だったが、さすがにこうはいかない。せいぜいこの程度(今年 3月 14日の和歌日記より)である (同じく画像クリックで拡大表示される)。これでも多少トリミングしてあるのだが、それでも迫力が全然違う。
それに私の Lumix は最近、液晶がいかれ気味で、左上の部分が黒くつぶれてしまっている。そろそろ引退の時期が来たようだ。
ペンタックスのおかげで、しばらくは和歌ログの写真撮影に不満は感じなくて済むだろう。ただし、一昨日の記事でも書いたが、普段持ち歩くのは iPhone だけで、新しいのは裏の川の鳥を撮ったり、旅行に持っていったりという程度のことになりそうだ。
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