怪しいバス運行会社
例の関越道のツァーバス事故関連で、事故を起こした運転手は元中国籍で 10年前に日本国籍を取得していたと報じられた(参照)。以下、少し引用しておく。
自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された河野化山(こうの・かざん)容疑者(43)は元中国籍で 93年 12月に来日、94年に日本国籍を取得したと供述している。通常の日常会話はできるが、難しい日本語は理解できないといい、取り調べは中国語通訳を通じて行っている。中国残留孤児の家族という情報もある。
私は運転手が元中国人だからといって、どうのこうの言うわけじゃない、とはいえ「難しい日本語は理解できない」という人物を、40数人の乗客の命をたった 1人で預かる長距離夜行バスの運転手という業務に就かせるのは、いかがなものだったろうかと思ってしまう。これはごく自然の反応だろう。
そして、バス運行会社の「陸援隊」という会社もかなり怪しいところのある会社のようだ。何しろ、監査に入っても作成と保存の義務づけられている書類が見つからないなど、ずさんな運営が見て取れる。
千葉県印西市にある同社は成田空港に近いことを生かし、外国人向けのツアー運行を請け負っていたというが、昨年の東日本大震災以後の外国人観光客の減少で、夜行バスに参入したとみられる(参照)。陸援隊の運転手は長距離の夜行バス運転には、それほど慣れていなかったとみてもいいだろう。
いや、長距離の夜行でなくても、日本語が不自由な運転手のバスというのは、やっぱり居心地が悪い。というのは 10年近く前のことだが、私にもちょっとした経験がある。
その日私は、ある企業の日帰り懇親ツァーに同行するため、その会社のチャーターしたバスに同乗した。それは中型のバスだったと記憶している。大型というほどではないが、マイクロバスよりは明らかに大きかった。
最初のトイレ休憩の、常磐道守谷サービスエリアに入った時、そのバスの運転手はなぜか、バス専用の駐車スペースをあっさりと通り過ぎ、強引に普通車のスペースに割り込んで行った。「おいおい、大丈夫かよ」と私はびっくりしたが、彼は厚かましくもギリギリのスペースに駐車した。
そして発車する時になって、とんでもないことになった。ギリギリのスペースに駐車したので、そこから無理矢理出ようとして、右側に駐車していた車に内輪差で接触し、「ガリガリッ」と大きな音がしたのである。ところがその運転手はブレーキをかけるわけでもなく、構わず行ってしまおうとする。
「おい、待て待て、止まれよ!」さすがに乗客のほとんどが声をあげ、バスを停車させた。接触された車の持ち主は、戻ってきてびっくりしていたが、バスの運転手は話をしようにもまるで要領を得ない。「こりゃ、外国人だな」と、その時初めてわかった。
今回のニュースの続報を知り、同じような経験を思い出した人は、決して少なくないんじゃなかろうか。私なんか、あの時のバス運行会社は「陸援隊」という会社だったんじゃないかと、つい思ったほどである。いくら料金が安くても、怪しい運行会社のバスは頼むものじゃない。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 音楽準備室って、音楽教師の「別荘」みたいなものだから(2026.07.03)
- 「ソナエルジュ」なんて、誰が言うんだ?(2026.06.13)
- 先週の「ドジ大賞」以上の「超ドジ」かも・・・(2026.06.05)
- 猛暑の場合は郵便物配達休止って、当然だと思う(2026.06.02)
- 大麻入りバッグをパチンコ屋に置き忘れる「ドジ大賞」(2026.05.29)







コメント