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2012年6月24日

「ゆれくる」 というアプリ

iPhone に「ゆれくる」というアプリをインストールしている。よくある緊急地震速報通知アプリで、地震発生した時に、設定した予測地点に到達する震度と時間を通知してくれる。例えば私は自分の住んでいる茨城県つくば市周辺を予測地点とし、ここで震度 3以上の揺れが感じられるであろう地震が発生すると(設定によって変更可能)、アプリが知らせてくれるのである。

例えば茨城県沖を震源とするちょっと強めの地震が発生すると、「ピロピロ~」という音とバイブレーションとともに、「震度 4がおよそ 3秒後」 なんて表示され、同時に震源地がどの辺りかも知らせてくれる。とても正確な通知いうわけではないが、ある程度は役に立つ。

ただ役に立つとはいっても、通知されるのは早くて揺れの発生する 3秒前で、1秒前なんてことや、ほぼ同時なんてことも珍しくなく、本当にしっかりと心の準備をするには、やはり時間が不足だ。

役に立つのは、地震の前の対応を行うというより、今揺れている地震のレベルを知る手がかりになるというのが大きいと、個人的には思っている。カタカタと揺れ始めて iPhone を見た時に、「震源地: 茨城沖、最大震度: 3」なんて表示されていると、ひとまず安心して、あわてず騒がずそのまま仕事を続けたりする。

それがもし「震源地: 房総沖、最大震度: 5強」なんて表示だったりしたら、今揺れているのは初期微動段階で、間もなく肝を冷やすような大きな揺れが来るということだから、あわてて机の下に潜るなんてことになるだろう。

その意味で、iPhone を持っている人は(もしかして Android 版もあるかもしれないが)、インストールしておいても決して邪魔にはならない。

とはいえこのアプリで、ちょっと便利でいて時々やっかいなのが、「予測地点」 を設定登録するという機能である。先々月だったか、九州に出張して夜中にビジネスホテルのベッドで寝ている時、iPhone の「ゆれくる」が突然「ピロピロ~」と鳴り出した。あわてて飛び起きて表示をみると、「震度 4がおよそ 3秒後」と表示されている。

「震度 4程度なら、別に逃げ出す必要もないか」と、揺れ出すのを待ったが、全然揺れない。それで、「そうか、この情報はつくば周辺に向けたもので、今いる九州とは関係ないんだ」と、寝ぼけた頭で気付くのに 10秒ぐらいの時間がかかった。

つまり、予測地点として設定した土地以外にいる時は、単なる人騒がせな機能でしかなくなってしまい、さらにその地域の近くで地震が発生しても、全然感知してくれないということになる。かといって、行く先々で設定をし直すのも面倒くさいしなあ。

 

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コメント

それは大変なアプリですね~
いいような、
悪いような。

でも、ヒットした時はすばらしいですよね?

私は現在、地震にほとんど縁のない地方にいますから
何もしないつもり。うふふ


投稿: tokiko | 2012年6月24日 17:22

tokiko さん:

地震が滅多に来ない地域でインストールすると、ピロピロ~と鳴っても 「これ、何の音?」 ってな感じで反応できないかもしれません。

慣れが必要ですね (^o^)

投稿: tak | 2012年6月24日 17:37

何の音?っていえば
私は何をするのも時間を忘れるタイプなので、
いつもタイマーかけてるんですが
ピピピピピピピ・・・と鳴っても
あれ?なんだっけ?ってなもんですよ。涙激飛び・・・


投稿: tokiko | 2012年6月25日 19:02

tokiko さん:

「何の音?」 というより、集中してると、そもそも音なんか聞こえませんよね。

投稿: tak | 2012年6月27日 05:05

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