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2012年6月13日

小沢さんの最も不幸なところ

小沢さんが例の西松建設がらみのスキャンダルで、民主党代表を辞任して間もなくの一昨年の 1月 15日に、私は「小沢さんのところには、要するに能力のあるまともな人が居着かないんだと思う。こうした話になると、人徳とかそういった方面の話になりがちだが、まあ、そういうことになるのかなあ」なんてことを書いている。(参照

本当に小沢さんという人のところは、優秀な側近とか同士とかいう類の人が居着かない。共に行動している人が、じきに離れていってしまうのである。それでいつも、強引に当選させた若手連中をまとめ上げて威張っているのだが、最近はそれも「小沢ガールズ」という程度のレベルになってきた。

それがついに、奥さんにまで離反されるという事態になってしまったようなのだ(参照)。これはよくよくのことだ。あの人は本当に、人を惹きつけておくだけの魅力がないみたいなのである。

まあ、確かにどうみても一緒にいて楽しそうな人ではない。だったら、楽しいとまでは言わせなくても、「一緒にいて学ぶところがある」とか、あるいは「あの人のためなら、自分が何とか役に立ってあげたい」みたいなことを思わせられるならいいんだろうが、結局のところ、「一緒にいると不愉快」で終わってしまうみたいなのが、あの人の最も不幸なところである。

今回の「離婚報道」は、こんなタイミングで出てきたことをみても、言ってみれば「国策起訴」と似たようなものなんだろうけれど、それにしても、身近に接すれば接するほど、結局嫌気が差して離反されてしまいやすい体質というのは、あの人にはあるんだろうなあと思ってしまうのである。

 

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