残暑がすごい
今月の 10日からほぼ 10日間、我が家に戻ったのは 2度だけで、それもとっぷりと日が暮れてから戻って、一晩寝たら翌朝にはすぐに次の目的地に向かって出発という強行軍を続けていたので、いささか疲れてしまった。
そして今日、近所の農家の人の話を聞いたところ、つくば周辺というか、関東平野の大部分はずっと雨が降っておらず、地面がカラカラに乾いてしまっているのだという。下手に散水しても、地面の上っ面を湿らすだけで、それもすぐに乾いてしまい、作物を傷めてしまいかねないのだそうだ。
関西は大雨で死者まで出たというのに、関東は正反対の乾きようである。関西の豪雨はお盆の移動の真っ最中でニュースを知らず、行って初めて 「へぇ、そんなすごい豪雨だったんですか」と驚き、帰ってきてまた、「へぇ、そんなに雨降ってないんですか」と驚いている。
これから先 1週間も、関東ではまともな雨は降りそうにない。地球温暖化というのはまんべんなく暖まるのではなく、天気が極端になることだというが、まったくもってその通りの現象となっている。
関東から東の太平洋にずいぶん大きな高気圧が居座っていて、これがなかなか動きそうにない。関東はその高気圧の圏内にあって、「安定した晴天」 が続いている。「安定した」というと聞こえがいいが、どうも安定しすぎているようなのである。
まともな雨が降ってくれれば、地面が冷やされて暑さも和らぐのだが、それも期待できない。しばらくは残暑に耐えて過ごす覚悟を決めなければならない。
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