デスクトップ PC は絶対に無くならないだろうが
Slashdot に 「デスクトップ PC は絶対に無くならない?」という記事がある。内容的には、デスクトップが存続する 10 の理由を挙げた PC World の記事 を紹介したものである。
その 10 の理由というのを、以下に引用する。
- デスクトップ PC は、安い
(同レベルのノート型と比較すると、低価格) - よりパワフルである
- 周辺機器をどっさりつなげる
- マルチスクリーンで作業できる
(大型ディスプレイがつなげる。ノート型はマルチスクリーンに対応していない場合が多い) - 臨場感のあるゲームができる
- 修理が簡単
- クリエイティブなソフトウェアを効率的に使える
(Photoshop などのクリエイティブなソフトウェアも、デスクトップの方が使いやすい) - リサイクルが容易
(ネットワーク上のストレージにしたり、観賞用水槽にしたりできる) - 安定性と耐久力に優れる
- 自作できる
なるほど。もっともらしい理由が並べられている。ただし、価格や処理能力に関しては、最近では決定的な違いはなくなってきた。それにそのほかの理由に関しても、そんなにどっさり周辺機器をつなぐ人は多くないし、マルチスクリーンのニーズもそんなに高くない。よほど特殊で高度な作業をするのでなければ、ノート PC で十分だろう。
最近ではどこのオフィスをのぞいても、机の上にでっかいデスクトップ PC が鎮座ましましているということは少なくなった。大抵は、ノート PC で 1人 1台体制が確保されている。手軽に持ち運びできるというのが、ノート型の最大のメリットだ。
私も以前はデスクトップをメインマシンとし、ノート型はサブマシンとして使っていたが、最近ではノート型が十分メインマシンとして使える性能を持っているので、1台で済ませている。それがいつ頃からかと、自分の過去記事を探したら、一昨年の 5月以後だった。ずっと前からのような気がしていたが、まだ 2年半にもなっていないのだった。
つまり私自身も 2年半前までは、ノート型は「頼りない」というイメージをもっていて、「やっぱり、メインマシンはデスクトップじゃなきゃね」と思っていたということだ。しかし今となっては、デスクトップを買おうという発想すらなくなった。次に買うのも、当然ながら MacBook Pro と決めている。
デスクトップ PC は確かになくなりはしないだろうが、どんどん少なくなっていくのは確実だと思う。
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コメント
私の仕事のようにキーボードを叩く量が非常に多いと、やはりデスクトップPCの方がありがたいです。へたったキーボードを交換したり、あるいはそもそも最初から好みのキーボードを使ったり。キーボード/マウス/ディスプレイのポジションの自由度が高いのも魅力です。
ただ、開発やグラフィック/ムービー関係の処理ほどマシンパワーが必要ないので、性能的にはノートでも事足りる。
というわけで、実はノートPCに外付けのキーボード/マウス/ディスプレイを繋いでも全然問題なかったりします(笑) 実際、今はミニタワー型のPCですが、しばらく前まではノートPCを↑のようなスタイルで使っていました(^^;
投稿: 山辺響 | 2012年10月11日 17:26
山辺響 さん:
>というわけで、実はノートPCに外付けのキーボード/マウス/ディスプレイを繋いでも全然問題なかったりします(笑)
私も、自宅ではその使い方です (^o^)
投稿: tak | 2012年10月11日 19:40
俺はむしろ家のPCは大画面にしておきたいけど、
会社のPCはノートでも充分ですね。
キーボードとディスプレイはつないでますけど。
投稿: hiroyuki | 2012年10月11日 21:41
hiroyuki さん:
ノート PC にキーボードとディスプレイを外部接続してる人って、多いんですね。
タワー型の本体はデスクの下に置いている人が多いから、ノートにキーボードとディスプレイをつなぐのが、これぞ本当のデスクトップ・マシンかもしれません (^o^)
投稿: tak | 2012年10月12日 01:45