定年以後の仕事
この夏で還暦を迎えたわけで、普通なら定年だ。最近は定年になってもあと 5年は元の職場にいられるそうだが、その制度を利用して会社にとどまった友人たちに聞くところでは、身分は「嘱託」というやつで、給料はほとんど定年前の 4割程度になってしまうのだそうだ。
給料が 4割程度なら、週給 3日制とかで楽ができるのかと思ったら、そんなことはなく、仕事の内容はほとんど変わらないという。そりゃひどい。給料明細を眺めて、「ああ、俺の時給は、680円か。コンビニのバイトと同じレベルだよ」なんて呟いたのは、一人や二人じゃないようなのである。
私も脱サラしてからは自営業みたいなものだが、最近は「勤め人をしてても、定年の年だし」と思うと、必死に営業して収入を増やそうなんてことは考えなくなってしまった。コンビニのバイトよりはちょっとだけ上の時給でやっていければ、十分満足である。
必死に営業して収入を増やすより、それほど金にはならなくても、本当にやりたい仕事を続けていきたい。もう家のローンや子供の学費を払ったりすることもないから、仕事はえり好みさせてもらう。
そんなわけで、前と同じ忙しさで収入が半分以下という身の上よりは、私は少しは恵まれているかもしれない。とはいいながら、月末には締切に追われたりして妙に忙しくなったりするのだが。
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コメント
お仕事は物書きさんなんですか?
投稿: hiroyuki | 2012年10月31日 18:05
hiroyuki さん:
物書きとウェブページ作りと、その他諸々です (^o^)
投稿: tak | 2012年10月31日 21:26