石原新党、ドラフト、Windows 8 では、三題噺にもならない
今日、都内での会議の帰り道、地下鉄の KIOSK で売られている夕刊紙の見出しを見たら、東スポのトップがプロ野球ドラフトの結果ではなく、石原都知事が辞任して新党をどーちゃらこーちゃらという話だった。東スポという世界の中でさえ、ドラフトのニュース・バリューは、石原さんの 80歳の気まぐれに負けちゃうのだね。
石原さんは次の総選挙に出るということについて「最後のご奉公」と言っているようだが、確か昨年都知事選に出た時も「身命を賭して最後のご奉公」と言っていたはずだ。なんだかなあ。
あのじいさんだらけの自民党ですら、比例区に 73歳定年制を設けているのだから、そろそろ縁側で猫でも撫でていたらどうかと思うが、もしそうなったとしても、石原さんに撫でられる猫にはなりたくない。新聞読みながら、膝の上の猫の頭をポカポカ叩いていそうな気がする。
というわけで、プロ野球のドラフトは石原さんの辞任というニュースの陰に隠れて、ちょっと気の毒なことになってしまった。まあ、私としては初めからあまり興味がないからいいのだが。
そしてもっと気の毒なことになってしまったのが、「Windows 8 発売前夜祭」というニュースだ。はっきり言って、私の周りでは誰も意識していない。それどころか、今でも Windows XP を使い続けているユーザーがいくらでもいる。
この前夜祭では、日本マイクロソフトの樋口社長が「Windows 95でブームが起きたが、それを超えられる画期的な OS」と語ったというが、「じゃあ、Windows 7 までは 95 を越えていなかったとでもいうのか? それとも MS にとって重要なのは『ブーム』なのか?」と突っ込みたくなった。
今日の記事は、石原新党、ドラフト、Windows 8 で三題噺風に仕上げようと思っていたのだが、まともにはつながりそうにない。まあ、無理に共通項を挙げるとすれば、「誰も新鮮さを感じなくなっている」ということだろうかね。
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コメント
少なくとも、日本マイクロソフトにとっては、重要なのは 「ブーム」 でしかないのは間違いないですね(笑)
だって彼ら、MS製品の啓蒙活動以外には特に仕事無いでしょうから…
投稿: もりけん | 2012年10月26日 18:01
もりけん さん:
>だって彼ら、MS製品の啓蒙活動以外には特に仕事無いでしょうから…
なるほど (^o^)
投稿: tak | 2012年10月26日 21:08
ドラフト面白いんですけどねー
投稿: hiroyuki | 2012年10月26日 23:54
hiroyuki さん:
>ドラフト面白いんですけどねー
すみません。興味を失って久しくて ^^;)
投稿: tak | 2012年10月27日 13:11