iPhone 5 の使い心地レポート その 3
先月 27日に iPhone 5 をゲットして、その日の内に第一印象をレポートし、そのほぼ 1週間後の今月 3日に LTE のつながり具合に重点をおいた使用レポートを書いた。
それから半月以上経った今でも、印象はそれほど変わらない。iPhone 5 は相変わらずきびきび動くし、LTE の接続具合は「そこそこ」 ではあるが、「東京の山手線圏内は全て LTE 接続可能な状態になった」という孫さんのアナウンスに対しては、「そりゃ、よっぽど条件のいい時間帯にリサーチしたんだろ」と言わざるを得ない。
今でも相変わらず、LTE の接続は不安定で、山手線沿線でもつながらないところが多い。広範囲で当たり前に使える状態になるには、まだまだ時間がかかりそうだ。ただ LTE の接続状態が画面に表示されるアンテナ 5本のうちの 2本が立っている程度でも、3G で 5本立っているよりもずっとサクサクつながる。
今日は Siri とバッテリーの持ち具合に関するレポートである。Siri というのは、音声に反応する機能で、例えば「明日の朝、5時半に起こして」と、iPhone に話しかけると、希望通りに アラームをセットしてくれたりする。
調べものをしたい時など、「○○について調べたい」というと、「すみません、○○では何も見つかりませんでした なんて、つれないことを言ってくる。それでも、罪滅ぼし的フォローで、おずおずと「ウェブで検索しましょうか?」なんて聞いてくる。どうせ自分が手動でやってもそういうことになるのだから、大抵はそうしてもらう。
まあ、これだったら初めから Google 検索する方が速い。それに iPhone の Google アプリも音声検索に対応しているから、面倒な場合はキーワードを口で言えばいい。ただ、いくら認識精度が高まったとはいえ、頻繁に誤認識してとんでもない聞き違いをしてくれるから、今のところはキーワードを手動で入力する方が速い。
それにいくら何でも、電車の中などで iPhone に向かって 「○○について、ネットで調べて」 なんて話しかけたら「ヤバイ人」に思われかねないから、やっぱり手動入力の方がずっと現実的だ。
それに、Siri で音声対応してくれるオネエサンの日本語は、イントネーションがたどたどしくて、まるで日本語の不自由な人を相手にしているような気にさせられる。英語の Siri は、結構スマートなしゃべりをしてくれるので、言語間のギャップはまだ大きいようだ。
iPhone 5 のバッテリー容量は結構大きくなっているらしいが、長時間もつかといえば、それほどでもなく、iPhone 4 と、体感的な違いはほとんどない。とはいえ、これだけハードの性能が上がっているのに、バッテリーのもちが前と同じということは、それはそれで素晴らしいことだとは思う。
ただ、出張などで頻繁に電話をしたり地図のナビ機能を使ったり、特急電車の中で退屈のあまり SNS なんかを多用したりすると、あっという間にバッテリーが消耗する。予備の充電用バッテリーは、持ち歩く方が安心だろう。
あとはテザリングが解禁されて以後の接続具合を検証したいのだが、こればかりは 12月半ば以後に、実際にやってみなければわからない。実際に試してみて、使い心地が悪すぎるようだったら、E-mobile を解約せずに使い続けることになる。
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コメント
英語がわかるっていいですよねー。
洋画を見る際にそう思いました。
投稿: hiroyuki | 2012年11月22日 00:09
hiroyuki さん:
私も、洋画の英語を苦労せずに理解するというレベルにはありません。
投稿: tak | 2012年11月23日 17:37