なんと、「胃腸風邪」 というものだったのだよ
一昨日あたりからちょっと体がかったるい気がしていて、このブログにもまともなことを書けずに、一部にはご心配をおかけしたかもしれないが、順調に快方に向かっているのでご安心頂きたい。
昨日の夕方から吐き気がして、「悪いモノでも食ってしまったかな?」と思っていたのだが、実は吐き気は食い物のせいなんかではなく、「胃腸風邪」によるものだったと判明した。朝起きてもまだ胃のムカムカが治らないので、さすがにしんどくて医者に行ったところ、そのように診断され、処方された薬を飲んだら、かなり楽になった。
本当に病気がちで苦しい思いをしている人から見れば、こんなのは大したことはないのだろうが、私個人としては、一晩寝てもぐったりしたままなんていうのは、ここ何十年もなかったことなので、ちょっとショックだった。夕方過ぎからようやく PC に向かってキーボードを打つ気力が出てきて、安心しているところである。
4年以上前に初めて告白している(参照)ことだが、改めて書くと、実は私は小学校の 5年生頃までは虚弱体質で、しょっちゅうお腹をこわして寝込んでいた。ところが 6年生になった頃から急に丈夫になり始めて、中学校では無欠席だった。高校になって 「サボり」 による欠課が増えたが、それは全然病気のせいじゃない。
だから今の私を知る人には、私が虚弱児童だったなんて言ってもほとんど信じてもらえないが、今日はやっとの思いで自力で医者に行き、薬をもらって帰って半日寝込んでいて、小学校を休んで昼の NHK ラジオの放送を寝床で聞いていた、子供の頃の遠い記憶を思い出してしまった。
近頃ではあまり健康になってしまったので、体というのは酷使して放っておけば自然に元気でいられるものと思いこんでいたのだが、さすがに還暦を過ぎた今となっては、少しは大事に使わないと、体も不機嫌になってしまうものかと気付いた次第である。今後、少しは気を付けよう。
昨日の昼から何も食べずに、夕方まで 24時間以上絶食状態で寝ていたら、胃はすっかり快調になったわけではないが、空腹で頭がクラクラし始めたので、恐る恐るうどんを一杯食べた。腹が減っているのに食欲がないなんていうのは、生まれて初めての経験である。
食べた途端に吐いてしまったら嫌だなあと思っていたが、別になんともなく平らげてしまって、胃のムカムカもかえって落ち着いてきてしまった。もう安心という気がする。薬なんて飲み慣れないので、たまに飲むと、たった 2度飲んだだけで効き目が現われる。基礎体力があるというのは、我ながらありがたい。
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