企業広告入りのカレンダーなんて、いらないから
バブルの頃のようにうんざりするほどではないが、年末になるとあちこちから、頼みもしないのにカレンダーが届く。基本的に下に社名や店名の入った、観光地の絵葉書をやたら大きく引き延ばしたようなカレンダーを使う気は毛頭ないから、さっさと処分である。
処分といっても、ただ捨てるわけではない。それでは資源の無駄遣いになるという気がするので、上部の金属で綴じてある部分から切り離し、さらに小さくカットして、メモ用紙にするのだ。
この年末も 3つの会社から届いたカレンダーをカットして、メモ用紙にした。まったくもう、企業が少なからぬ金をかけて作り、届けてくれたカレンダーを、こちらはほぼ自動的な判断で、金をかけずに手間暇だけをかけて、メモ用紙にするのだ。これだったら、初めからメモ帳の形で届けてもらう方がましだ。
いや、別にメモ用紙に不自由しているわけでもないから、はっきり言えば何も届けないでくれるのが、こちらとしては一番楽である。家にいる時にピンポンして届けてくれるなら、面と向かって受け取りを断ることもできるが、知らないうちにポストにねじ込まれているので、こんなことになる。
カレンダーを届けるなんて、ちっともサービスになっていなくて、面倒なだけということを、企業はもっと認識してくれればいいのにと思う。まあ、中には無料でもらうカレンダーを欲しい人もいるだろうから、そういう人は営業のお兄さんに 「今年もちょうだいね」とおねだりしておけばいい。おねだりなしの顧客には届けないでもらいたいのである。
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コメント
昔、百貨店に関係していた頃、その百貨店の同一グループ企業である「東宝」の女優のカレンダーを大量に高額で押し付け販売されてました。(どの百貨店か分かりますね)
多分取引先合計で数万部は押し付け販売されてたと思います。
印刷といい、紙質といいとても上質なものですが、東宝の女優が大写しになったカレンダーなんか、東宝…、じゃなかった当方には一文の価値もなく、大量にゴミ捨て場行きでした。
正月明けに企業に行くと、隅っこにカレンダーが大量に置かれ「ご自由にお持ちください」と表示されている風景はいつものこと。
日本中で、どれだけカレンダーが捨てられているか。資源の無駄使いがはなはだしい物の筆頭に挙げられるでしょう。
ホント、企業の名前が隅っこに入ったメモ用紙でも配ったほうが気が利いてると思います。子供用の学習ノートでもいいし。
カレンダーは100均で売っているのがベストです。
必要にして充分。
投稿: ハマッコー | 2012年12月24日 00:39
ハマッコー さん:
>カレンダーは100均で売っているのがベストです。
賛成。
投稿: tak | 2012年12月24日 16:44