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2012年12月10日

小沢昭一ショック

勘三郎ショック」 という記事を書いて 1週間も経たないうちに、「小沢昭一ショック」を書くことになるとは思わなかった。

2時から都内で開かれるミーティングに参加するために、お昼の 12時に家を出た。取手駅まではいつものように自分の車を運転する。そしていつものように TBS ラジオを聞く。すると「大沢悠里のゆうゆうワイド」に永六輔さんが電話出演していて、「病院じゃなくて自宅で良かった。『死ぬんだったら自宅で』と言っていたから」と語っていた。

「また誰かが死んだのかな」と思っていたら、なんと小沢昭一さんの訃報だったのである。

私は高校時代に小沢昭一さんの『私は河原乞食・考』という著書を読んで、とても感動した。そしてその後に出された『日本の放浪芸』で、私の志向性は決定的ともいえる影響を受けた。私がワセダの演劇学科でまったく金になりそうにもない古典芸能とか民俗芸能とかを学んだのは、小沢昭一さんの影響なのである。

昨年あたり、永六輔さんがパーキンソン病で一時、呂律が廻らなくなってしまった時も、「小沢昭一の小沢昭一的こころ」で元気な話芸を効かせていてくれたので、「小沢さんは達者だなあ」と思っていたのだった。ところが、永さんがリハビリの成果で呂律が戻った今、小沢さんが先に逝ってしまった。

日本の芸能の世界は、大きな存在を失ってしまった。

 

 

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コメント

[セーヌのほとりで]
 もう「小沢昭一的こころ」は聞けないのか。
又淋しくなった。セーヌのほとりにゃ、くそ寒いのにじいさんばあさんがうようよたむろしてやがる。ごくろうなこった。 やがておれも年をとる。そうしてやっとおしまいってわけだ。そうなる前に、おれは、おれの子供じゃない子供たちのためにやることがある。まだ、こんなところでくたばるわけにゃいかないんだ。わかるかい?

投稿: 下衆野郎ゲスマリオ | 2012年12月11日 22:35

下衆野郎ゲスマリオ さん:

わかるともさ。

投稿: tak | 2012年12月11日 23:58

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