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2012年12月20日

"tak-shonai 的発想" というのを客観的に意識してみる

あまりにも急に季節が進行して、既に 1月とか 2月とかの厳寒期の様相に突入してしまったからだかなんだか知らないが、ちょっと時間感覚が狂ってしまっている。ふと気付けば、もう今年も 10日ちょっとなのだが、年末感覚が薄い。

年賀状も書かなければならないし、大掃除もしなければならない。しかしなんだか、そんな感じが薄いのである。ああ、そういえば年末総選挙なんてものがあって、クリスマス感覚なんかも吹っ飛んでしまったしね。

時間の進行にメリハリがない。古き良き「もういくつ寝るとお正月」的感覚が、失われてしまっている。時々思い出したように、テレビやラジオで「紅白歌合戦情報」が流れても、前世紀の遺物としか思われない。この季節感の狂いというか、時間感覚の同期喪失というか、これって一体何なのだろうか。

もしかして、これも一種の老化現象なのか? 私の脳が、時代の流れと同期しづらくなっているのか? 還暦過ぎるって、そういうことなのか? そうだとしたら、こりゃ一大事だ。

私はこれまで、コンテンポラリーとトラディショナルという一見相反する要素を、自分の中で折り合い付けてやってきた。ある意味、それが私のアイデンティティである。それがどんなものかというのは、このブログともう一つの "Wakalog (和歌ログ)" を、一人の人間が毎日更新しているということを見て頂ければわかる。

この「折り合い」のバランスがおかしくなって、トラディショナルだけに傾きかけるとしたら、それはちょっとやばい。コンテンポラリーの要素に、きちんと磨きをかけておかなければならない。そうでないと、"tak-shonai 的発想" がぼやけてしまうからね。

一度この "tak-shonai 的発想" というものを客観視して、それをさらに、かっこよくいってしまえば、アウフヘーベンしてみてだね、さらに成長してみないと、単なる昔語りのじじいになってしまう。そうならないために、少し意識してみようと思う。

 

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