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2013年3月 5日

「ファブレット」 という怪しい新語

動きの盛んなマーケットほどいろいろな新語が飛び交う印象があるが、IT の世界では 「ファブレット」 なる言葉ができてしまっているようだ (参照)。スマートフォンとタブレットの境界線上にあるデバイスで、多分 "phablet" と綴るんだろうと思う。こんなのは言葉として定着して欲しくない気がするのだが、傾向としては一応注目しておこう。

先月末にスペイン・バルセロナで開催された「モバイル・ワールド・コングレス 2013 (Mobile World Congress)」(世界最大規模の携帯電話見本市)で最も注目されたのが、この「ファブレット」なんだそうだ。

アプローチはスマホとタブレット端末の両方からなされているようで、「ぎりぎり片手で持てるほど大型のスマートフォン(多機能携帯電話)や、劇的に小型化されたタブレット型端末」 が、多数出品されたのだそうだ。大きなスマホなのか、小さなタブレットなのか、そのあたりはかなり微妙なところである。

そういえば、Slashdot にも 「Steve Jobsの最大の過ちはタブレットサイズの選択?」 という記事があって、タブレットの画面サイズの中心は、9インチから 7インチに移りつつあると報じられている。

iPhone と iPad の両方を使っている私としては、どちらもベストサイズと思っているのだが、中間サイズの 1台で済ませようという発想だと、7インチのタイプが欲しくなるのかもしれない。

 

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コメント

イノベーターが10インチの市場と4インチで画期的な商品を造り、市場を開花させた。追従者がそれらの市場に参入し、次にその間のサイズで落穂拾いに行っている(←今ココ)。
という状況じゃないでしょうか。特段イノベーティブなことが生じているという感じはしなくなってきました。ただ、この分野が成熟・飽和し、消費者や供給サイドの関心が別の分野に向かうのは健全なことのような気がします。

7インチは便利なような気もしましたが、もう使わなくなってしまいました。私の場合、iPhoneでできないことは、ヒザの上に乗っかるノートPCがちょうどいい感じです。主に画面のサイズとキーボードの問題で。頭が古いのかな。

投稿: きっしー | 2013年3月 6日 09:37

まあ今でも、大きめのスマホは、
通話できるタブレットみたいなもんですよね
(´・ω・`)

投稿: ひろゆき | 2013年3月 6日 22:30

きっしー さん:

>イノベーターが10インチの市場と4インチで画期的な商品を造り、市場を開花させた。追従者がそれらの市場に参入し、次にその間のサイズで落穂拾いに行っている(←今ココ)。

なるほど。
ただ、ニッチが思いの外に大きかっただけということなのかもしれませんね。
革新的な市場だけに、それも十分ありということで。

>7インチは便利なような気もしましたが、もう使わなくなってしまいました。私の場合、iPhoneでできないことは、ヒザの上に乗っかるノートPCがちょうどいい感じです。

私は、PC の置いてあるデスクを離れる時 (外出、出張を含む)は、iPhone と iPad の二刀流です。

前は外出・出張でも PC を持ち歩いていましたが、最近はほとんどなくなりました。
(軽い iPad でほとんど OK なので)

おかげで、Cloud を重宝してます。とくに SugarSync と Dropbox。

投稿: tak | 2013年3月 7日 12:52

ひろゆき さん:

>まあ今でも、大きめのスマホは、
>通話できるタブレットみたいなもんですよね

私は老眼のためか、7インチでは小さすぎます ^^;)

というわけで、5インチと 10インチのどちらもベスト・サイズと思ってますが、目の元気なライト・ユーザーなら、7インチで間に合わせられるんでしょうね。

投稿: tak | 2013年3月 7日 12:54

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