春一番の翌日がいつも寒くなるのは
昨日関東に春一番が吹いたと思ったばかりなのに、今日はまた冷たい北風が吹き渡った。どうしていつもいつも、春一番が吹いた途端にすぐに冬の寒さに戻るのだろうと思っていたら、春先の天気のメカニズムというのはそういうものなのだそうだ。
春一番が吹く時の天気図というのは、日本海に強い低気圧がある場合が多い。この低気圧が関東に強い南風を呼び込み、それが「春一番」となる。
ところがこの低気圧はあっという間に東に移動して、太平洋側に抜ける。元々が強い低気圧だから、太平洋側に抜けた途端に、天気図は縦縞ばかりになり、西高東低のいわゆる冬型の気圧配置になってしまう。
そのため春一番が吹くと、翌日からはまた冷たい木枯らしになりやすいのだそうだ。なるほどね。要するに春先というのは、かくも猫の目のように天気が変わりやすいということだ。天気が安定するのは、桜の咲く頃まで待たなければならないのかしらん。
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