何度も言うが、天気が極端
一昨日の朝、仕事で大阪に発つ時に、何を着ていこうかと一応迷った。天気予報で翌日から気温が下がるというのは知っていたが、その朝は汗ばむほどの陽気だったのである。何が困るといって、こういうのが一番困る。
その日は大阪で半日仕事し、翌日は甲州に入る。大阪では暑くても、甲州は冷えるだろう。だったらというわけで、一度は冬用の厚手のジャケットを着て外に出た。しかし耐えられなかった。むっとするほど暑い。
仕方なく、半袖 Tシャツの上にコーデュロイのシャツを着て、その上に夏用のジャケットという、まことに中途半端な組み合わせで出かけることにした。鞄の中には、一応ウールのベストとマフラーを忍ばせてはおいた。
大阪では暑かった。コーデュロイ・シャツの袖を腕まくりし、ジャケットまで腕まくりした。それでも暑い。「ベストとマフラーなんて、いらなかったかな?」 と、半ば後悔までした。その日は名古屋まで戻って駅前のホテルに泊まった。
名古屋の夜は蒸し暑いほどだったが、そのホテルのエアコンは集中式で、まだ冷房に切り替えられていない。私は自宅でも冷房は使わないのだが、ホテルの風通しの悪い部屋は妙に暑い。しかたなくエアコンの 「送風」 を目一杯効かせて寝た。
ところが、夜中の 3時過ぎに目が覚めた。送風で吹き付ける風が、今度は妙に冷たくなっていたのである。「客から 『暑すぎる』 と苦情でも入って、急に冷房に切り替えたのかな」 とも思ったが、どうやらそうではないようだ。送風で自然に入ってくる外気が、冷たいのである。
手探りでエアコンのスイッチを切って寝て、朝に出発しようと外に出ると、前日とはうって変わって涼しい。換えのシャツもコーデュロイにしといてよかったと思いつつ、バッグからマフラーを取り出して首に巻いた。
中央本線の特急に乗っている間は気付かなかったが、長野県の塩尻で乗換えるために電車を降りると、外は寒いぐらいである。バッグからウール・ベストまで取り出して、ジャケットの下に着込んだ。
そしてさらに一夜明けた今朝、甲府駅のホームで新宿行きの特急を待つ間は凍えそうな寒さで、足踏みをしながら体を温めた。ウールのベストとマフラーぐらいでは、全然足りない。やはり夏用ジャケットじゃなく、冬用にしとけばよかったと後悔した。そうでなければ、コートを持ってくるんだった。
帰宅してパソコンに向かい、仕事をしている今、夜の 9時過ぎだが、しんしんと冷え込んでいる。私はこのくらいでは暖房は入れない主義だから、一度はしまった冬用の肌着と分厚いセーターをまた引っ張り出して、着込んでいる。
陽気がよくなれば初夏の暑さだが、ちょっと日が陰ると初春以前の寒さに戻る。さらに、ちょっと吹けば春の嵐だ。今月 17日付の和歌ログに書いたことだが、気象予報士の森田正光さんが、「春の嵐は、前はシーズンに 1度か 2度だったのに、最近はしょっちゅうになった」 とおっしゃっていたのを思い出す。
このブログでは何度も書いていることだが、近頃本当に天気が極端すぎる。天候が急変するタイミングで出張に出たりすると、本当に体調を崩しかねないほどだ。よくよく気を付けようと思う。
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コメント
風邪ひきそうですよね
(´◔౪◔)۶
投稿: ひろゆき | 2013年4月21日 19:33
ひろゆき さん:
昨日は、葛根湯飲みました ^^;)
投稿: tak | 2013年4月21日 21:46