管理人の死後のウェブサイトの扱い
昨日に引き続いて Slashdot の記事についてである。今日は「自分の死後、データはどう扱われるべきか」というお話だ。個人でウェブサイトやブログを運営している人にとって、自分が死んでから、そのサイトはどうなるかというのは、少なからぬ関心事だろう。
IT Media ニュースによると、米 Google は "Inactive Account Manager" というプログラムを開始し、ユーザーが自分の死後にアカウントのデータをどうするかをあらかじめ決められるようにした(参照)。以下、引用である。
ユーザーはこの機能で、自分のアカウントへのアクセスが一定期間 (3カ月、6カ月、9カ月、12カ月から選べる)なかった場合、Google がそのアカウントにどう対処するかを指定できる。
例えば、Gmail のメールなど、Google の各種サービスで保存されたすべてのデータを自動的に削除できる。あるいは、あらかじめ選んでおいた信頼できる連絡先10人までに本人がアカウントにアクセスしなくなったことを通知したり、データの一部あるいはすべてを送ることも可能だ。
つまり、当人が死んでしまってアカウントへのアクセスが途絶えたら、一定期間の後にそのアカウントが自動的に消滅するようにセットすることができる。あるいは、信頼できる知人に「○○さんのアクセスが長いことないんだけど、もしかしたら死んじゃったんじゃない?」と通知してもらえる設定も選べる。
さらにご親切なことに、アカウントに保存されていたデータの一部あるいはすべてを、信頼できる知人に送ることもできる。「私のウェブ上の遺産の管理は、あなたに任せた」というようなものだ。
私はこうした問題について、10年近くも前に「ホームページの永代供養 ドッグイヤーの世界で、人間の寿命を考える」という記事を書いている。この中で、次のように述べている。
案外サーバのディスクスペースなんてそのうちに無料同然になり、管理人が死んだからといって、いちいち対応する方が面倒だし、コストもかかる。あって邪魔になるものでもなし、削除なんてしないという世の中になるかもしれない。そうなったら、いったんアップロードしたら、自動的に永代供養である。
10年前のこの予言 (?) は、今回の Google の措置をみる限り、外れてしまったようである。ただもう 10年経ったらどうなるかは、誰にもわからない。
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コメント
庄内さんももう還暦ですからね…
(´・ω・`)
投稿: ひろゆき | 2013年4月17日 11:39
ひろゆき さん:
私はまだ死にそうにはないんですがね ^^;)
投稿: tak | 2013年4月17日 13:56
あの世に逝った後も、ときどき更新するようにすればいいじゃないですか。予定稿を作っておくというのもいいし、お盆あたりに戻ってきてサラッと一筆というのもまた良し…
投稿: きっしー | 2013年4月17日 18:42
きっしー さん:
お盆に戻ってきてさらりと更新というのを、できることならやってみたいものですね。
そのためには、「少なくとも三回忌までは nifty にプロバイダ料金を払い続けること」 と遺言しておかなきゃ (^o^)
投稿: tak | 2013年4月17日 21:21