« 「民主党の尻ぬぐいをしないのは自民党の怠慢」 と言わんばかりの蓮舫さん | トップページ | Mac 購入のタイミング »

2013年4月26日

私は途上国に行っても全然平気なタイプのようだ

はてなブックマークで 「こんな人は発展途上国に行かない方が良い 10項目」 というのに目を引かれたので、思わずクリックしてみた。「セブ島にて最新・最先端の英語教育を実践・研究をしています」 という、はるじぇー 【サウスピーク塾長】 さんの Togetter である。10項目というのは、こんなのだ。

  1. ウォシュレットがないと用を足せない。また、紙をトイレ流せないことや便座がないトイレに耐えられない。 ⇒ 日本のトイレは世界一綺麗です。

  2. ベットのマットレスが薄いと眠れない。 ⇒ たいてい薄いです。

  3. 水のシャワーに耐えられない。シャワーは温水じゃないと嫌。 ⇒ 水シャワーも珍しくないです。

  4. アトピーなどで皮膚が弱い ⇒ アトピーの人が途上国に滞在した際、朝起きたらベットが血まみれになっていることも。

  5. その他、とにかく身体が弱い ⇒ 外国は日本と比べて過酷なので身体が弱い人にはお勧めできません。

  6. 食べ物の好き嫌いが多い。また、それにも関わらずに現地で食料調達が出来ないし、料理も出来ない。 ⇒ 好き嫌いが多い人はやっていけないです。現地の料理は日本のそれと比べるとたいていマズイですし。

  7. 食事に過度に清潔さを求める。多少ハエがたかっても涼しい顔をして食べられない。 ⇒ 多少汚れていてもパンパンして食べられるくらいの余裕はほしい。

  8. 虫が苦手。虫を触れない。 ⇒ 途上国で虫の発生は日常茶飯事。

  9. その土地にあるしきたり・慣習・宗教にとりあえずいったん従うことが出来ない。 ⇒ 納得いかなくてもとりあえず従いましょう。

  10. 不愉快なことをシカトできない。嫌なことから逃げられない。 ⇒ 不愉快なことは日々発生します。

だいたい「そんなところなんだろうなあ」という内容だが、実感としてはまだわかっていない。実は私は、途上国と言われるところに行ったことがないのである。何度も海外旅行をしているようだが、行った先はかなり限られていて、ドイツ、米国、フランス、香港にしか行ったことがない。同じ所に何度も行っているのだ。

人によっては「香港は途上国では?」と言う人がいるかもしれないが、あそこは十分に先進国である。少なくとも、よっぽどのところに探検して入り込まない限りは、他の 3カ国とそれほど変わったところはない。

で、私自身は紹介した 10項目をパスできるかというと、案外余裕で大丈夫そうだ。

トイレに関しては、よっぽどウンコまみれのど汚さでなければ、何とかなる。アウトドアにはかなり馴染んでいるから、野糞も大丈夫だ。ベッドのマットレスの薄さも、大丈夫。何なら、床の上でも寝られる。

シャワーはできれば温水が出てほしいところだが、冷水でもなんとかなる。日本でも、80年代前半までの「海の家」なんて、冷水シャワーばっかりだったが、しょうがなく鳥肌だらけになって浴びていたことだし。

皮膚は強い方で、アトピーとは無縁だから、大丈夫。体は野獣並みとは言わないが、そんなにヤワではないから、大抵のことには耐えられる自信がある。

食べ物の好き嫌いは一切ない。ハツカネズミの躍り食いとかはちょっと困るが、大抵どこに行っても、どんなものでも食べられる。それに、市場に行って食料調達して自分で料理するなんていうのもかなりそそられるから、食い物で困ることはないはずだ。

それから、潔癖性でもないので、多少汚れていても大丈夫。地面に落とした食い物も「3秒ルール」どころか「5秒ルール」でも拾って食える。というか、食欲に負けて捨てられず、つい食っちまう。

虫は得意。虫にさわれるなんて当たり前で、それどころか、大抵の虫は焼くなり炒めるなり佃煮にするなりすれば食えると思っている。イナゴの佃煮は大好物だ。

それに行った先のしきたり、慣習、宗教に従うのは当然と心得ている。異文化の土地で多少不愉快なことがあっても、やり過ごせるどころか、かえっておもしろく感じてしまうクチなので、そのあたりは全然問題ない。異文化度が高いほど好奇心が刺激されて、楽しめそうな気がする。

となると、私は幸か不幸か、途上国に行ってもかなり大丈夫なタイプの人間のようだ。これまで先進国ばかりに行ったのが残念なほどである。何かの機会があったら、フィリピンに行ってみたいものである。

 

|

« 「民主党の尻ぬぐいをしないのは自民党の怠慢」 と言わんばかりの蓮舫さん | トップページ | Mac 購入のタイミング »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

私は,先進国と途上国、両方で暮らしていましたが
あの10項目など、低いハードルですよ

例えば
サウジアラビアの砂漠を旅していた時
掘っ立て小屋のレストラン?で食事でしたが
メニューは、ニワトリのグリルに米の飯だけ
ニワトリは,その小屋の周りを飛び回っている
シャモみたいなニワトリ
米の飯も,食べる前はハエで黒い
それを手で払って食べる
飲み物はボコボコのヤカンの中の水だけ

交通事故多発の道路やら
床に穴の空いた軽飛行機に乗らなければならなかったり
ちゃんとビザを持っていても文盲の警官に逮捕されたり(笑)
僻地での生活はスリル満点です(笑)

最高のスリルは,戦争中のベトナムでしたが


投稿: alex99 | 2013年4月26日 22:59

仕事柄 東南アジアによく行きますが、都市部は先進国化されてるので、ウォシュレット以外は日本とほとんど同じ生活ができちゃいます。
もちろん、ディープなところに行けばそれなりに…で、そういう刺激は私も大好きなのですが、社用族という立場では安全と衛生に関して過剰なくらい気をつけないと叱られるという事情があり、なかなか自由にいかないのが残念なところです。

投稿: HIROKAZ | 2013年4月26日 23:23

alex さん:

alex さんのブログは、一時は冒険譚満載でしたからね。

引き出しの数が多くなられたわけです。

投稿: tak | 2013年4月27日 01:11

HIROKAZ さん:

宮仕えの辛いところですね ^^;)

投稿: tak | 2013年4月27日 01:13

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私は途上国に行っても全然平気なタイプのようだ:

« 「民主党の尻ぬぐいをしないのは自民党の怠慢」 と言わんばかりの蓮舫さん | トップページ | Mac 購入のタイミング »