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2013年6月14日

当面、ウナギとマグロは食わないことにする

唐突かもしれないが、とりあえず、当面はウナギを食わないと宣言しておく。それからマグロも。ただ、仕事などの出先であてがい扶持の弁当で出てきた場合は、捨てるのももったいないから、仕方なく食う。つまり、自分で選択して食うということは、絶対に止めるということだ。

ウナギは資源枯渇が最も危惧される魚種であるらしい。だったら、簡単な話で、ウナギが増え始めるまで食わなければいいだけのことだ。ウナギを食わない人間が増えれば、ウナギの減少にもストップがかかり、ほどなく増加に転じるだろう。しかし、それは私の生きているうちは実現しないだろうから、生きているうちにウナギを食う機会は激減するだろう。

別段、ウナギなんか食わなくても死にゃしないから、スーパーの店頭からウナギが消え去ってしまっても、個人的には全然困らない。街の鰻専門店で供されるギリギリの供給さえなされればいいだろう。ファミレスや蕎麦屋のチェーンのメニューなどにある、蕎麦とミニ鰻丼のセットとかいう姑息なものも食わない。

それから、土用丑の日だからといってウナギを食うなんてこともしない。流通業界としても、「資源枯渇を食い止めよう」 とか駄洒落みたいなことでもいいから、消費者啓蒙を行うべきだろう。当面食うべきじゃないものは食わないにこしたことはないという、当たり前の共通認識をもつべきだ。

どうしてもウナギが大好きで食わずにはいられないという人も、中にはいるだろうが、そういう人も少し我慢して、毎日食ってたのを三日に一度にするとか、三日に一度を週に一度に減らすとかぐらいのことは、してもバチは当たらないだろう。

マグロに関しては、危ないのはミナミマグロだけだとか、それにしても怪しくて、本当のところはわからないとか、いろいろなことが言われているが、いずれにしても、私は別に特別好きというわけじゃないので、これも自分で選んでまでは食わないと宣言しておく。

寿司を食うにも、マグロは食わない。そういえば私は、この数年間にわたって、回転寿司でマグロの皿を取ったことがない。私はマグロよりイワシやイカの方が好きという、非常に安上がりな人なので、別に我慢してどうのこうのというわけじゃない。

というわけで、多分死ぬまで、ウナギやマグロはほとんど食わずに済むだろうと思っている。

 

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自然・環境」カテゴリの記事

コメント

私は年に数回ですが「近大マグロ」を買っています。

「近大マグロ」は、近畿大学の水産研究所が、養殖施設で人工孵化に成功して育てた完全養殖マグロで、10年以上の実績があります。

滅多に行かないスーパーですが、毎週土曜日に数量限定で販売しているらしく、店頭のPOPに「近大卒マグロ」とあるのには笑えます。

▽近畿大学水産研究所
http://kindaifish.com/

投稿: さくら | 2013年6月15日 11:25

さくら さん:

そういうマグロなら、いいですね。

森林保全が行われるように間伐材の需要を作るのと似た精神だと思います。

投稿: tak | 2013年6月19日 16:08

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