中途半端に高級なホテルよりは、安いビジネスホテルの方がいい
実は 1週間前から「ぎっくり腰」でひいひい言っている。別に「ぎくっ」となったわけでもないのだが、接骨院の先生の話によると、座りっぱなしの姿勢でいたために、腰に疲労が溜まって筋肉が硬直してしまったのだという。2~3日で治ると軽く考えていたが、一昨日と昨日の岡山出張でぶり返してしまった。
確かに今月は会議の他に出張などの長旅がやたらに多く、椅子にじっと座っている時間が長かった。出張は岡山以外に、名古屋(2回)、伊勢、長崎に行ったほか、宇都宮にロングドライブし、さらに伯母の葬儀で郡山までロング・ドライブした。ということは、ほぼ 3日に 1回以上、乗り物で長時間缶詰になっていたわけである。
旅に出ていない日は、ほとんど会議かデスクワークで座りっぱなしなので、今月は完全に運動不足の座りすぎだ。先週末、郡山に行って戻ってきた時には、「相当腰に来てるなあ」と思っていたが、その翌日から、座った姿勢から立つ時に、腰の筋肉が痛みで悲鳴を上げるようになった。
接骨院の先生によると、一番悪いのが、腰に疲労が溜まった状態で冷やしてしまうことなんだそうだ。それには憶えがある。郡山で取ってもらったホテルが、普通のビジネスホテルよりちょっと高級なホテルで、分厚い羽毛布団をかけて寝るスタイルのベッドだった。いくら東北でも 6月に羽毛布団なんていらないのだが、それ以外の寝具は用意されていない。
日本では中途半端に高級なホテルや温泉旅館なんかには、一年中分厚い羽毛布団しか用意されないというスタイルがよくある。暑い季節はギンギンに冷房を効かせてでも、羽毛布団にくるまるという理不尽な寝方を、客に強いるのだ。これが「(中途半端に)高級なサービス」だと勘違いしているらしい。
これがエコ派の私には、どうしても納得いかない。その夜は当然のごとくエアコン(全館冷房)のスイッチを切って寝た。だって、暑くも寒くもないのだから、そんな夜に、とくに福島という土地で無駄な電力を使ったら、まさに罪作りではないか。
ところがこの状態で分厚い羽毛布団なんかかけて寝ると、ムンムンに寝苦しい。結局、寝ている間に布団を蹴飛ばしてしまったようで、明け方に気付いてみると、腰がかなり冷えていた。そしてその日の夜に 4時間かけて車を運転して帰ってきたのが、「ぎっくり腰」 発症の直接の引き金になったようなのである。
これだから、中途半端に高級なホテルは嫌いなのだよ、私は。今の季節なら、1泊 5,000~6,000円ぐらいの安いビジネスホテルで、エアコンを入れずに毛布 1枚かけて寝る方が、ずっとぐっすり眠れる。そして本物の高級なホテルには縁がないから、考慮する必要がない。
そういえば、7年半前には、冬に泊まった盛岡のホテルで暖房効き過ぎで暑くてたまらない時があった。この時は暖房をオフにしても、建物自体の暖まりすぎで、どうしようもなかった。多分、ホテルの冷暖房にクレームを言うのは極端な暑がりと極端な寒がりが多いので、ややもするとサービスが極端に振れがちなのだろう(参照)。
とにかく、このぎっくり腰から早く回復して、てきぱき動き回りたいものである。ちなみに、長時間の座りっぱなしは、実は喫煙に負けないぐらいの発ガン要因なんだそうだよ(参照)。
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