「お局様」の君臨する部署は停滞する
日経ビジネスが "女性活用が陥る「女の敵は女 /「女性チーム」「女性リーダー」の思わぬ落とし穴" という記事を載せている。
女性の採用を人事戦略の中心に据えてきたベンチャー企業で、思うような成果が上がらない。その会社の社長は、自社の説明会には積極的に顔を出し、ポテンシャルの高い女子学生を見つけるようにしている。ところが最終面接の段階になると、自分が目をつけた優秀で魅力的な女性は、ほぼ全員いなくなっているというのである。
その原因はどうやら、採用担当の女性マネージャーが、採用試験で優秀な女性に厳しい評点を下し、ことごとく落としていたことのようだというのでる。
それについては、私も憶えがある。かなり前に勤務していた団体で、時々中長期の女子アルバイトを募集した。職種は経理のアシスタントである。バブル崩壊直後の不景気な時代だったから、かなりの人数が応募してきた。
私はその採用に関してはまったく関与していなかったが、面接の様子を端から見ているだけでも、「ああ、この子は優秀だな。文句なしにこの子に決まりだろう」と思われるのがいる。
ところがその採用に関して最大の発言権をもっていたのは、経理担当のベテラン女性職員だったのである。彼女がまず最初に刎ねてしまうのは一番優秀な子で、最後に残るのはいつも平々凡々たる女の子だ。
要するに、「お局様」は優秀な同性を嫌うのである。お局様に嫌われないためには、猫っかぶりで素直な女の子を演じるしかない。いくら優秀そうな女子社員を集めても、お局様が君臨していると、その部署は停滞する。
これは、私の経験則としての揺るぎない認識である。
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コメント
「女の敵は女」と昔から確信してました。どうして女たちは職場で揉め事ばかり起こしてるんだろうと。
しかし「男の敵は男」も真ですね。自分より出来る部下を潰しにかかる様子を何べんも見てきました。
日本のホワイトカラーの生産性が米国に比べはるかに低いのは、こんなところにも原因がありそうです。
投稿: ハマッコー | 2013年7月24日 11:09
ハマッコー さん:
>日本のホワイトカラーの生産性が米国に比べはるかに低いのは、こんなところにも原因がありそうです。
「嫉妬」 が絡みやすいんですよね。フェアな競争にならなくなります。
投稿: tak | 2013年7月24日 21:14