線香花火を巡る冒険
線香花火というものに、「すぼ手」と「長手」という種類があるなんて、この年になって初めて知った。本当にいくつになっても、ふとしたことで知らなかったことというのはあるものである。Wikipedia には次のように解説されている。
すぼ手は、竹ひごや藁でできた柄の先に、黒色火薬がむき出しに付着している。使うときは先を上げる。長手は和紙 (こうぞ紙) のこよりの先に、黒色火薬が包み込まれている。使うときは先を下げる。すぼ手は関西、長手は関東で一般的である。
そうすると、私が子供の頃から「これぞ線香花火」として馴染んできたのは「長手」ということになる。じゃあ、「すぼ手」というのはどんなのかとググってみたら、こんなのだった(参照)。へえ、馴染みがないなあ。
念のため、関西以西で「長手」の方に馴染みがない人のためにリンクしておくと、こんなのである。
で、線香花火を楽しむのに、4つの段階というのがあるというのである。初めは「牡丹」といって、先に「玉」ができてチリチリいってる状態である。次が「松葉」。玉が激しく火花を発する状態で、これが線香花火のクライマックスだ。次に火花が低調な「柳」となり、消える直前が「散り菊」である。
国産の質のいいものは、最後の「散り菊」の状態が長く続き、きれいだといわれる。確かに最近の中国製は、火を点けたばかりの「牡丹」の段階で「ボタン」と落ちてしまうのがあり、おもむきがない。
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コメント
おもかげは
はなびのやうに
めにやきつき
投稿: のうさぎっこ | 2013年8月16日 14:27
tak-shonaiさんこんばんは~
そうですか、いろいろ知らないことばかりでした。
ありがとうございました。
私は子供のころ、線香花火をする時は
おまじないのように、
「すすきに唐松、すすきに唐松」と言いながら花火をしましたよ。
投稿: tokiko | 2013年8月16日 16:20
のうさぎっこ さん:
めに浮かびますね。
投稿: tak | 2013年8月21日 23:37
tokiko さん:
「すすきに唐松」ですか。それこそ初めて聞きました。
投稿: tak | 2013年8月21日 23:40