Tシャツにプリントされた 「あり得ない楽譜」
毎年茨城県のひたちなかで開かれている "ROCK IN JAPAN FESTIVAL" だが、今年はちょうど猛暑がぶり返す直前にあたり、久しぶりに「暑くて死にそう」というほどのこともなく、快適に盛り上がれたらしい。水戸周辺を驚かせた猛烈な夕立も、隣町のひたちなかでは大したことがなかったそうだ。
ウチの娘はこのイベントに 4~5年連続して通っているほどのロックファンで、毎年 Tシャツだのバスタオルだのといったグッズを買って帰る。で、今日取り上げたいのは、全然大した話じゃないのだが、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010 の記念グッズとして売られたらしい Tシャツについてだ。
ウチの庭に吊してある洗濯物をみると、この Tシャツのプリントの楽譜が、「あり得ない」 のである。(あり得なさ加減をよく確認したい向きは、写真をクリックすると拡大されるので、どうぞ)
これもまあ、よくある「びっくりするような英語」のロゴ・プリントと同じで、単に「雰囲気のモノ」であって、そこに「意味」なんて求めちゃいけないのだろうとは思うが、とはいえこれも英語と同じで、中には「書いてあるんだから、つい、まともに読んじゃう」人間もいるのだよ。
まともに読んでしまうと、拍子も一定していないし、ものすごい前衛音楽みたいで、ちょっとクラクラしてしまう。航空会社のポスターに "Enjoy Your Fright" と書いてあるぐらいのレベルで、クラクラする。
で、まあ、私としては 「著作権問題を絶対に発生させないために、ここまであり得ない楽譜にしてあるのかなあ」なんて、少しだけ好意的に解釈したい気もするのだが、本当のところはどうだかわからない。
ちなみに、"ROCK IN JAPAN FESTIVAL" というタイトルも、「日本祭のロック」 って感じなんだけど、それを言いだしたらきりがないから、まあ、いいや。
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コメント
はあ、もうむちゃくちゃな「楽譜」ですね。中学生まで音楽の時間を普通に過ごしていれば、こういうのは絶対に書かない。音符があればつい読んじゃう質なので、私も頭がくらくらする。
この手のデザイナー達には、何かが欠けている。
それとも、取るに足らないことに一々気にしてしまう私がおかしいのか。ま、雰囲気のもんだからいいじゃないかとパスしてしまうのが一番かも。
投稿: ハマッコー | 2013年8月 8日 12:28
文字や音符から意味を抜き取り、「模様」「パターン」と見て構成する、ポップアートのひとつの手法とみるとイイカモデスネ!
投稿: ルイ・フェルディナン・ゲスマリオ | 2013年8月 8日 13:02
ハマッコー さん:
>この手のデザイナー達には、何かが欠けている。
「この手のデザイナー達」 にとっては、「つい読んじゃう人」 って、「ウザイ」 だけなのかも知れませんね。
彼らだって米国人のヘンテコな漢字の入れ墨には、反応してしまうかもしれませんけどね。
投稿: tak | 2013年8月 8日 13:33
ルイ・フェルディナン・ゲスマリオ さん:
米国人にとっての 「チャイニーズ・キャラクター」 にしてしまえばいいのですがね ^^;)
投稿: tak | 2013年8月 8日 13:35
こんばんは~
tak-shonaiさん私はちょっと反省しました。
私がこの間、自分のTシャツに自分で描いたのは
人間の染色体のYとXです。
ただ、気分でならべてびっしり描きましたから、きっと医学の勉強をした人が見たら、ば~かデタラメ~と、いらいらすると思います。汗・・・
投稿: tokiko | 2013年8月13日 17:29
tokiko さん:
それはきっと、昔のレコードの溝みたいなもんだと思いますがねえ。
つまり、どうせ誰も読めないから、大丈夫。
もっとも、DNA 配列はかなりデジタルなものらしいですけど。
投稿: tak | 2013年8月14日 18:27