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2013年10月31日

「ダサソー」 って、自虐ギャグかと思った

韓国の格安雑貨店の「ダサソー」という商標が、日本の 100均の「ダイソー」と紛らわしいと訴えられていた件で、ソウルの地裁が「問題なし」との判決を出したという。このニュースを聞いて、多くの日本人と同様だと思うのだが、私も「ダッサぁ!」と笑ってしまったよ。

ニュースによると、訴えたのは日本のダイソー本社(株式会社大創産業)ではなく、韓国における「ダイソー (DAISO)」の商標権者だという。せっかく日本の大手 100均の商標ライセンスを手にしたのに、似たような名前の店舗をがんがん展開されてはかなわんと思ったのだろう。

ちなみに「ダイソー」は韓国語の「全部ある(ダ イッソ)」と聞こえるのだそうだ。それに対して「ダサソー」は、韓国語の「全部買って下さい(ダ サセヨ)」を意味する慶尚道方言の「ダ サッソ」に近いという(参照)。つまり、聴覚的印象も意味も全然違うから問題ないというわけである。

これを日本に当てはめれば、「コストコ」の向こうを張って「コートコ」なんていう店を作り、「これは関西弁で『買っておこう』という意味だから、パクリじゃない」と言い張るようなものだろう。もしかしたら、これ、大阪の裏通りにならあるかもしれない。

話を元に戻すと、韓国の「ダイソー」商標権者は当然ながら判決に納得がいかず、控訴する方針なんだそうだ。しかしいくら控訴しても、韓国は国を挙げての反日だから、この判決は覆らないだろう。そしてどうせ覆らないんだったら、そのままダサいギャグの典型としてほっとけばいいと、日本人なら誰もが思うだろう。

「日本語で『ダサソー』というと、『カッコ悪そう』という意味で、日本人には『ダイソーの悪趣味バージョン』という自虐ギャグ以外の何物にも聞こえず、『ダサすぎ!』と、物笑いの種になっている」という情報は、韓国では既に流れているだろうか。

それにしても、よりによって「ダサソー」とはね。メンツにこだわる韓国人が、こともあろうに日本人の物笑いの種になってしまうことにどこまで耐えられか、ウォッチしておきたい。

 

【2020年 4月 8日 追記】

韓国の「ダサソー」は 2013年の一審判決では外見や呼称が異なるとして商標使用を認められたが、翌年の二審で逆転敗訴していた。そしては 15年 10月に同判決が確定した後も約 1カ月にわたりダサソーの運営を続けたとして、検察に起訴された。

そして「消費者を混乱させた」との罪で、17年 2月に 500万ウォン(約50万円)の罰金刑が言い渡されていた。

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