« 2020年は「壮大な終わり」の確認の年になりそうだ | トップページ | 「毎日更新」を続けるための「新境地」とは »

2013年11月29日

11月 29日が 「いい肉の日」 であることを巡る冒険

本日 11月 29日は、まあ、ありがちすぎるほどありがちな語呂合わせなのだが、「いい肉の日」なんだそうだ。

ググってみると複数のページで、この記念日は「より良き宮崎牛づくり対策協議会」というところが制定したとあるが、同協議会のサイトに行ってざっと見渡したところ、「いい肉の日」という記述は見つからない。

そもそも、同協議会がいつの年からこの記念日を制定したのかという情報も、インターネットでは検索できなかった。

私は当初、「より良き宮崎牛づくり対策協議会」という団体は、かなり太っ腹の団体なのだなあと思っていた。フツーのスーパーや肉屋、レストランが、「いい肉の日」にただ乗りして宮崎牛のみならず、他の産地の牛肉も一緒くたにキャンペーンしているのに、ちっともクレームを付けないのだから。

しかしここにきて、現在の状態は次の 2つのうちのどちらかなのだろうと思い当たった。

  • 「いい肉の日」を制定したのは、確かに「より良き宮崎牛づくり対策協議会」だが、単に宮崎牛のみのキャンペーンに終始するよりは、肉全体のプロモーションとなってくれる方が、結果として宮崎牛の消費も促進されるので、商標登録はせず、他の「ただ乗りキャンペーン」もむしろ歓迎している。
     
  • 「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が「いい肉の日」を制定したというのは単なる都市伝説で、同協議会としては 11月 29日が来るたびに宮崎牛が話題になるので、打ち消しもせず「しめしめ」と思っている。

この 2つのうちのどちらが真相なのかは、宮崎県の協議会まで電話して確かめてみるほど私はマメじゃないから、今の段階ではナゾである。知っている人がいたら、教えてもらいたい。

まあ、私としては 1番目の可能性の方がずっと高いと思っているのだが、そうだとしたら、「より良き宮崎牛づくり対策協議会」には、せっかくでもあるので、この記念日制定に関するストーリーをサイト上で紹介してもらいたいものだ。

それをしてくれないから、へそ曲がりの私なんかは「もし 2番目だったとしたら、この協議会にとってはものすごくおいしい話だなあ」なんて、ちらっと思ってしまうのである。

ちなみに私としては、「いい肉の日」だからといってことさらに「いい肉」を食おうとは思わない。貧乏学生時代は「たまには肉を食わんと、力が出ないかなあ」なんて思っていたが、近頃ではレストランのメニューを眺めて「肉以外のメニューがめちゃくちゃ少ないから、さくっと選べて、逆にありがたいわ」なんて思っている。

つまり、若い頃からずっと、あまり肉は食わずに現在に至っているというわけだ。

 

 

|

« 2020年は「壮大な終わり」の確認の年になりそうだ | トップページ | 「毎日更新」を続けるための「新境地」とは »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

あぁ、びっくりした。
4月1日の話が、展開されてまうのかと思った。

特に、宮崎の協会に問い合わせようか…、の辺りで。

いい肉の日、全く恩恵に預かれませんでした。


(ご無沙汰いたしております。恐縮です。)

投稿: 乙痴庵 | 2013年12月 5日 23:41

乙痴庵 さん:

だいぶ疑り深くなっているようですね (^o^)

ところで、11月 29日って、本当に宮崎の協議会が制定したのかなあ。わからん話です。

投稿: tak | 2013年12月 6日 01:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 11月 29日が 「いい肉の日」 であることを巡る冒険:

« 2020年は「壮大な終わり」の確認の年になりそうだ | トップページ | 「毎日更新」を続けるための「新境地」とは »