出雲大社に詣でた
仕事で出雲に来ている。昨日は前泊するだけなので夜に着けばいいのだが、仕事とはいえせっかくの出雲なので、昼前に着いて出雲大社に詣でた。今年は平成の大遷宮が伊勢神宮の遷宮との相乗効果を発揮して、大変な参拝客だった。去年の 10月に来た時はそれほどでもなかったのに。
なにしろ、飛行機が完全に満席である。キャンセル待ちの人もかなりいるようだった。さらに、出雲空港から出雲大社行きのバスに乗ったら、終点のかなり前から渋滞で一寸刻みになった。それで、終点の前で降りて、歩いて向かった。参道も人の波である。
出雲では、10月は「神無月」ではなく「神在月」ということになっている。何でも、日本中の神様が出雲に集うので、全国的には「神無月」だが、出雲では「神在月」なんだそうだ。もっとも、これは後世に作られた「俗説」のようだが。
「神在月」は旧暦の話なので、まだ続いているらしい。それで今回はこんなに混んでしまったわけだ。飛行機が満席なら、ホテルもすっかり埋まっていた。朝食の時間、テーブルの空きを待つ行列ができたほどだ。
3日の「2013年ヒット商品ベスト 30」でも「伊勢・出雲」は 5位にランクインしていたほどだから、かなりのものである。日本の神社の底力をみたような気がした。
とはいえ出雲大社の場合は、伊勢のように完全に建て替えるわけではなく修繕に近いものだから、遷宮の間はいわば「工事中」である。私としては、遷宮でない普通の時にもう一度来て、ゆったりと全体を見渡しながら参拝したいと思ったのであった。
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