押入の奥の宝物
いやはや、本当にあっという間の 1年で、もう大晦日である。今月 14日の 何故年をとると 1年が短い? その2」という記事にも書いたのだが、「こないだテレビで箱根駅伝を見たばかりだと思っていたら、もうこんな時期」というのが、まさに実感である。
一昨日と昨日は、必死に大掃除をした。押入の奥をほじくり出すと、不要の物がどっさり出てくる。昨年も一昨年もかなりの量を捨てたはずなのだが、いつの間にかまたたまっている。私としてはどんどん捨てたいのだが、妻はなかなか物を捨てない人である。
買い物でもらったペーパーバッグや、だいぶ昔に買ったクラシックなデザインの布地なんて、家中にどのくらいあるか想像もつかないが、妻にとっては宝物で、なかなか捨てようとしない。こっそり捨てようとしてもすぐに見つかってしまい、「それ捨てないで! 使うんだから」と言われてしまう。
「使うんだから」 と言われても、10年も 20年も使われないままに押入の中を占領しているのだから、多分今後も使うことなんてないだろうと、私は思う。しかしそれは、妻にとっては 「まだ使ってない」 というだけのことで、いつの日か必ず使うつもりである。
そういうことなので、「お願いだから、何にも言わずに捨てさせておくれ。思い切り捨てて、楽になろう」と懇願しても、なかなか首を縦に振ってくれない。それでもねばって、少しは捨てることに合意させる。こうして、毎年暮れにはほんの少しだけ身軽になれる。そして次の 1年で、またまた元の木阿弥というほど、押入の中が一杯になる。
ああ、押入の中がスカスカの家に住みたい。毎年そう思いながら、年月はどんどん過ぎていく。
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コメント
この「物をためこむ」習性は、ものの本によると、どうやら本能的なものらしいでげすな。
あっしんちの女族(妻じゃござんせんよ)も、まったく同じことを言って、永遠に使わないであろう物をためこんでやがります。
電子瓦版でちょいと検索してみやしたが、この手の「物をためこむ」家族に困ってるかたがけっこういるようでござんすな。
ま、本能じゃしかたありやせんな。
せめて自分のテリトリーだけは、すっきりさっぱりさせてぇもんでげすな。
投稿: 下衆兵衛 | 2013年12月31日 14:15
下衆兵衛 さん:
>ま、本能じゃしかたありやせんな。
うぅむ、し、しかたないか…… ^^;)
投稿: tak | 2013年12月31日 19:02