USB コネクタのマーフィの法則が解決される
世の中には「トーストはバターを塗った方が下になって床に落ちる」という法則があるらしい。それを極めると「落としたトーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する」ということになる。最も有名なマーフィの法則の一例だ。
ただ、トーストが落下した時にバター面が下になるのは、テーブルの高さに原因があるのだそうだ。英国マンチェスター・メトロポリタン大学の研究チームによると、最も一般的な高さの 76センチ程度のテーブルから落下した場合、トーストは床に着地するまでに、81%の確率でちょうど 180度回転して、バター面が下になるのだそうだ (参照)。
この研究、大分前にイグノーベル賞を受賞したことがあるはずで、その時の結論は「そういうものだ」ということだったはずだ。今回の研究はさらに一歩踏み込んだもののようで、この研究チームでは、「バター面を上にして落下させたいなら、高さが 8フィート(約 2.4 メートル)のテーブルを買うことだ」と言っているという。
なるほど、バター・トーストを床に落とした時に、3秒ルールを適用して拾って食べるためには、天井すれすれの高さのテーブルが必要になるのだね。
話は変わり、ちょっと前、にわかに有名になった新しいマーフィの法則に、「USB ケーブルのコネクタを差し込む時、最初は必ず裏表が逆で失敗する」というのがある。最近はあの USB マークのある方を上にして差し込むと大体 OK ということになって、この法則は下火になりかかっているようなのだが。
この USB コネクタの裏表問題も、ついに根本的に解決される時が来たようなのだ。USB 3.0 の新コネクタ形状となる 「Type-C」 が新たに発表され、その特徴の一つが、「裏表なし」ということなのだそうだ(参照)。やっと Apple の Thunderbolt ケーブルに近づいたようなのだね。
ただ、大抵の人のもっている PC の USB の口は、そんなのに対応していないから、しばらくは従来のコネクタに変換するアダプタを使うという、ちょっと哀れなことになるのだろう。
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