もう Windows には戻れないみたい
Mac を買ってからまだ 2週間も経っていないのに、日常の仕事がかなり順調に移行できている。初めは「ゆっくりと 1ヶ月ぐらいかけて移行できればいいかな」と思っていたので、この順調さには我ながら驚いている。
Mac を使いたくなる理由は、「速さ」と「心地よさ」だ。これに馴染んでしまうと、これまで使ってきた Let's note (OS は Windows 7)には戻りたくなくなってしまう。なにしろ、ラップトップのスクリーンを立てた途端に、パスワード入力画面になり、それを入れたら、一瞬にして立ち上がる。(追記 参照)
まあ、この「速さ」というのは多分に HD が SSD に置き換わったことによるもので、Mac 独自というわけじゃないが、私にしてみれば、Mac を導入したことで初めて実現した環境だから、結果として Windows には戻りたくなくなってしまうのである。こればかりは、人情というものだ。
人情といえば、「心地よさ」もその類いのものである。ずっと前から、我が家の娘たちの使っている Mac を見せてもらって、自分の Windows マシンに戻ると、そこはかとない「とほほ感」が生じていたのである。やっぱり、Windows の画面は、情けないほどセンスがないのだよね。
とくに Windows 7 の起動するまでの画面なんて、「こりゃ、一体なんじゃ?」と、毎回情けなくなる。Windows 8 の初期画面なんて、なぜかあのカラリングがいろいろな分野で取り入れられて、さながら流行色みたいになっちゃったので、トレンドが変わった途端に、「ださい色」になってしまうだろう。
それから、"Finder" というのは、Windows の "Explorer" に相当するのだろうが、これが、Explorer より気が利いていて使いやすい。心配だったのは日本語入力の「ことえり」だったが、とくにストレスは感じない。スペースキーの左右に「英数」「かな」の切り替えキーがあるので、「半角/全角」より指を動かす距離が短いのもいい。
それから、Windows マシンの場合は、新しく購入するたびに数々の設定が必要で、さらにあの頭にくる「余計なお世話機能」の解除に手がかかっていた。Mac の場合は、今のところそれがほとんど呆気ないほどあっさりと済んでいる。
唯一やったのが、「拡張子を表示させる」という設定だ。Mac の場合はデフォルトでは拡張子が表示されず、それでも特段の不都合はないのだが、Windows 環境からいきなり移行してきた者にとっては少しやりにくいし、他の Windows ユーザーとのファイルのやり取りもあるので、変更したのである。
Windows の場合はやっぱり拡張子が表示されないと、いろいろやりにさが発生するのだ。ところがその張本人の Windows 自身が「表示しない」という余計なお世話をしているのである。これはお笑いだ。「お前が表示しないとやりにくいシステムだから、Mac まで引きずられるんじゃないか」と言いたくなるのだが。
また、Mac に限ったことではないが、最近はプリンターもマウスも無線 LAN 化が進んだので、PC の裏側が縄のれん状態ということもなくなり、すっきりしたのもうれしい。あとは細かいところまで慣れていけば、ずいぶん楽しく仕事ができそうである。
【2020年 2月 24日 追記】
Apple Watch を使い始めてからは、Mac の画面を起動させた途端に Apple Watch との連携で、パスワードを入力しなくとも速攻でログインできる。これは快感だ。
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