スカイマークのミニスカ制服について
朝日新聞デジタルが "スカイマークの "「ミニスカ」 制服に波紋 「業務に支障がある、セクハラ」" と伝えている。
この問題、かなり前から話題になったのだが、正確なところを言えば、制服は「ミニスカート」ではなく、ミニ丈のワンピース、つまり 「ミニドレス」である。写真を見たところでは、かの有名な「バド・ガール」ほどパッツンパッツンじゃないが、丈で言えばそんなに変わりはない。私の目からすると、旅客機のサービスにあたる仕事の制服としては、ちょっと悪趣味だと思う。
新制服は、5月に導入する中型機エアバス A330 のキャンペーンとして、同機が就航する羽田―福岡線など3路線で導入されるのだという。「着用は同意したCAだけ」ということだが、同意しなければ A330 には乗務できず、他の機種に乗ることになるという。だったら、全員申し合わせて同意しなければいいのだろうが、そうは簡単にいかないのだろう。
これを着用する女性としては、頭上の棚の確認のために背伸びした時など、裾が気になるだろうし、実は客としても目のやり場に困る。じっと見つめていたりしたら、それこそスケベ親父そのものだろうしね。
ちなみに、タンクトップにホットパンツ姿の制服で有名な米国のレストラン・チェーンが、その昔「フーターズ・エア」という航空会社をもっていて、なぜか「フーターズ・ガール」を機内サービス要員として乗務させたなんてことがあったが、今は消滅している(参照)。ただこの時にしても、フーターズ・ガールは CA という位置づけではなかったらしい。
個人的にはスカイマークの飛行機に乗ることはあまりないだろうから、別にいいんだけど、「こんなのが制服として本格的にスタートしちゃったら、関係者でも何でもないのに、気恥ずかしい気はするわな」というところである。多分、あまり長続きせずに終わることだろうと思う。
【2020年 4月 12日 追記】
この「ミニスカ制服」は、どうやら今年になって少し長くなったらしい(参照)。5年以上も続いたということにちょっとビックリだ。
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