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2014年4月 2日

エイプリル・フールと復活祭のかぶる日

昨日の記事で、2018年の復活祭(イースター)はエイプリル・フールとかぶってしまう計算になり、欧米では大問題になりかけていると書いたが、実はこの 2つが重なった年は過去に何度もあり、少なくともこれまでは、そのぐらいのことでは問題になっていない。

というわけで、例年以上にもっともらしい書き方をしてしまったが、あれはあれでエイプリル・フール・ジョークなので、そういうことで、よろしく。

復活祭がエイプリル・フールと重なるのは、今世紀では 2018年が初めてだが、20世紀では 1923年、1934年、1945年、1956年と、4回も重なっている。それでも大きな問題とはならなかったので、心配には及ばない。

ただ幸か不幸か、ここ半世紀以上はかぶったことがなく、戦後のベビーブーマーズ以後の世代にとっては、物心付いてからほとんど初めての経験となる。さらにインターネットの普及などで、いろいろな情報が乱れ飛ぶ世の中になっているので、前世紀と比べれば少しは混乱が生じる可能性も否定できない。

ただ復活祭自体はイースター・エッグやイースター・バニーなどが登場するなかなか楽しい祝祭である。2018年には卵やウサギをネタにしたおもしろいエイプリル・フール・ジョークがたくさん登場するものと期待していいだろう。一部では既に「イースター・フール」なんていうネタが企画され始めているらしい。

ちなみに復活祭は常に日曜日で、祝日とはいえ会社や学校の休みが増えるわけではないが、その代わりに欧州では翌日の月曜日を「イースター・マンデー」として祝日にしているところが多い。日本のハッピーマンデーみたいなものである。

さらに復活祭前の金曜日がイエス・キリストの受難と死を記念する「聖金曜日」(キリストは死の 3日目に復活したとされるので、日曜日が「復活祭」となる)で、この日からイースター・マンデーまでの連続 4日間休みになるところも多い。こうなると、ハッピーマンデーどころではない。

というわけで、本日は昨日のネタの後始末ということで、これにて失礼。

 

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コメント

昨日の記事を読んで、「重要な発表が行われることの多い年度初日がエイプリルフールと重なることの弊害を懸念して、日本ではエイプリルフールを4月2日とすることが決定された」というネタを思いつきました(^^; 既出かな?

投稿: 山辺響 | 2014年4月 2日 10:01

山辺響 さん:

恐縮ながら、私の 2005年のネタと酷似してますね ^^;)

https://tak-shonai.cocolog-nifty.com/crack/2005/04/post.html

投稿: tak | 2014年4月 2日 13:36

おはようございます~
tak-shonaiさんが毎年エイプリルフールを
かしこく楽しまれるので、私は毎年騙されていました。
ですから、今年は絶対に反応しないようにしよう~と
固く決心していました。
コメントをしないという決心で、ちゃんと私はだまされることなんかなかった。と、思っていたのです。
でも、
ちゃんとやられています。
いまだに、さっぱりわからない??
tak-shonaiさんは凄腕です。

投稿: tokiko6565 | 2014年4月 3日 10:01

tokiko さん:

今年のネタは、ひねり過ぎだったかもしれません。
4年後がどうなるか、楽しみです。

投稿: tak | 2014年4月 3日 21:02

やはり既出でしたか(笑) でも実際、好きなスポーツの移籍情報などで意外なものが4月1日に発表されると、「エイプリルフールじゃないよね?」と思ってしまいます。

投稿: 山辺響 | 2014年4月 4日 09:53

山辺響 さん:

4月1日に仕事が入ったりすると、「それ、本当ですよね」 と、つい確かめたくなってしまうのも、それと同じようなメンタリティですね。

投稿: tak | 2014年4月 4日 10:22

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