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2014年7月27日

「顎関節症」 というもの その2 (あくびとイカとパンに注意)

今月 19日に "「顎関節症」 というもの" という記事を書いているので、一応その後の報告をさせていただく。

症状はだいぶ治まって、「ズッキン、ピキーッ」という痛みはほとんどなくなった。それでもまだ、左の顎関節の周囲にそこはかとない違和感が残っていて、「あんまり無理できんな」という気がする。

痛くてたまらなくなった翌日に接骨院に行き、「痛みが長引くようなら、歯科医にも相談した方がいい」と言われていたのだが、その 2〜3日後に運良く(いや、これが「運良く」ってわけはないけど)奥歯の詰め物が取れてしまって、いやでも歯科医に行かざるを得なくなった。

で、せっかくだから相談してみたら、これは「よくある話」なんだそうだ。それで、奥歯の穴に新しく詰め物をしてくれただけで、顎関節症そのものの治療はとくに何にもなし。「ほとんどの場合、ひどい痛みは 1週間ぐらいで引きますから、経過を見守るしかありません」というのだね。

「あまりに痛みが長引くようなら、MRI 撮りますから、また来てください」なんてことも言われたが、私はアルファベットの並んだ医療専門用語を聞くと、意味もわからずビビってしまうので、そんなことにならないように、根性で痛みを消してしまったよ。

一時はもう、頭の半分(首筋から、耳の周囲と奥、後頭部の左側、こめかみに至るまで)にひっきりなしに「ズッキン、ピキーッ」と痛みが走り、とくに夕方以後がひどかった。それに関しては、一日の疲れが出る夕方以後に痛みがひどくなるのも「よくあること」なんだそうだ。

顎が外れかかった当日は別になんてことなかったというのも、「よくある話」で、「突き指をした時なんかも、うずくような炎症の痛みが出るのは直後じゃなくて、翌日あたりからでしょ」なんて言われ、「ふぅむ、そんなものか」と得心した。私の場合も、1日半経ってから、急に痛くてたまらん状態になったのだった。

ちなみに歯科医の話によると、顎関節症の三大原因は、「あくび、イカ、パン」なんだそうだ。

中でも一番多いのが、なんと「あくび」で、飛行機に乗って着陸する時、気圧変化に対応しようと唾を飲んだり大あくびを繰り返したりしているうちに、「メリメリ、バッキン、ベキベキ!」というのが、よくあるらしい。私は「耳抜き」が得意なので、この心配はないが、できない人は今のうちに練習しておく方がいい。

そして食べ物で危ないのが、「イカとパン」なんだそうだ。カッチンカッチンに固い草加せんべいみたいなものより、もちもち感が強すぎて噛み切りにくいのが、一番ヤバいというのである。

そういえば、思い出した。私が今回 「メリメリ、バッキン、ベキベキ!」 とやっちゃったのは、フランスパンにチーズや野菜をたっぷりはさんだのを食っていた時だった。これからは、この類いのものを食うときは、くれぐれも慎重に頬張ることにしよう。

【業務連絡】
というわけで、私の顎関節症は完全に峠を越したので、もうご心配には及びません。皆様も、あくびとイカとパンには十分にお気を付けください。

 

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コメント

tak-shonaiさん
おはようございます~
人間にはいろんな事が起きるんですね
tak-shonaiさんのような人にもね。

どうぞ、お大事にお過ごしください。
少し回復されてほっとしました。

投稿: tokiko6565 | 2014年7月28日 05:12

tokiko さん:

ご心配いただき、恐縮です。

実はまだ、左耳だけに 50円玉のイヤリングを付けているような、そこはかとない違和感はあるのですが、痛みはほとんど消えました。

噛みしめないと食べられないものは、ちょっとコワいです ^^;)

投稿: tak | 2014年7月28日 22:38

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