本日は 「処暑」
今日から二十四節気でいうところの 「処暑」。暑かった夏も、終わりを告げる頃なのだそうだ。そんなことを言っても、既に 8月 7日に 「立秋」 になって、「暦の上ではもう秋」 とか、「立秋以後は、『残暑見舞い』 になる」 とか言われているではないかということになりそうだが、まあ 「立秋とは、秋に向かう道しるべが立ったようなもの」 と捉えればいい。
「立春」 の頃にしても、それからしばらくが 1年で最も寒い時期である。「立秋」 も同様に、1年で最も暑い時期なのだ。そしてそれがようやく一段落して、「もう、これ以上暑くなるなんてことはないよね」 と、確信を込めて言ってもいい頃というのが、処暑である。
とはいえ、去年も一昨年も、「処暑って何だっけ?」 と言いたくなるほどの残暑が続いて、頭から湯気が立ちそうだった。一昨年なんて、8月 29日に北海道の小樽に行ったが、あまりの暑さにもだえそうだった。とにかくこの年の夏は猛暑が続いたので、「涼しい北海道に行けば一息つける」 と思っていたが、着いてみたら 32度を超える暑さでうんざりしたのを覚えている。
それに比べれば、今年は 「処暑」 らしい天気の変化だ。今日は外を歩いても頭がくらくらするなんてことはなかった。日が暮れてからは涼しい風が吹き込んでくる。この 3年間の中では一番涼しい処暑である。
とくに西日本は大雨が降り続いて、地面が暖まる隙がなく、むちゃくちゃなほどの猛暑にはならなかった。関東も順調に秋を迎えてくれればありがたい。
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