町田市 I shall 坂上交差点?
今日は。よくもまあ、こんなにくだらない話をブログに書くものだと、呆れられてしまいそうな話である。私としてもあまりくだらなすぎて、今日まで書くのをためらっていたほどだから、本当に掛け値なしにくだらない話である。
何かというと、「町田市には、I shall 坂上交差点、I shall 坂下交差点」という交差点があるのだと、私はずっと信じていたというお話だ。日本の交差点の名前としてはあまりにも不思議すぎる命名だが、カーラジオを聞いていると、時々交通情報で登場する交差点である。
で、「珍しい名前の交差点」 というタイトルで、ブログに書いてみようかなと、ずっと思っていたのだが、なんだかそれもはばかられたのである。「いくら何でも、何かの間違い、聞き違いに違いない」という気がしていたのだ。
で、今日、このことをふと思い出してしまって、インターネットで「町田市 I shall 坂上交差点」というキーワードでググってみたのだが、「残念なことに」というか、いや、「やっぱり」というべきか、こういう名前の交差点は見当たらなかったのである。そりゃ、そうだよね。あまりにも突飛すぎる。
で、「ほぼ、この交差点を聞き違えていたに違いない」というのが特定できた。それは、「町田市 相原坂上交差点、相原坂下交差点」 である。町田市相原町にある交差点で、付近には JR 東日本横浜線の相原駅という駅もある。これに違いない。
どちらも国道 16号線上にある交差点で、少し北に進むと八王子バイパスの橋本インターチェンジがあり、いかにもしょっちゅう渋滞しそうなところである。これなら、交通情報に頻繁に登場してもおかしくない。
それにしても、我ながらどうして 「相原」 を 「アイシャル」 などと聞き違えてしまったのだろう。おかげで、こんなにくだらない記事を書いてしまうことになってしまったではないか。
ただ、あまりにもくだらなすぎるので、付け足しだが、少しはまともなことを書いておこう。それは「くだらない」の語源である。「下る」には「通じる」との意味があり、「下らない」というと、「筋が通らない」というようなニュアンスで、それが転じて「取るに足りない」という意味合いに変化したとされている。
ちなみに京都の朝廷から江戸の将軍家に下賜されるものを「下り物」と言ったが、価値のない物は下賜されないので、「下らない」というようになったという説もある。しかし「下らぬ」という言葉は江戸時代より前から使われているので、これはどうやら俗説のようである。
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コメント
いずれ交差点についても命名権売却とか出てくると、妙なカタカナ名前の交差点が続出しそう。
実際に訪れたことがある奇妙な名前の交差点は、「ライカム交差点」と「730(ななさんまる)交差点」かな。前者は沖縄県北中城村で、「RYCOM(RYukyu COMmand headquaters)」があった場所、後者は同じく沖縄県石垣市で、クルマが右側通行から左側通行に変わった7月30日を記念する碑が建っております。
投稿: 山辺響 | 2014年10月24日 15:33
山辺響 さん:
へえ!
その 2つは掛け値なしに珍名交差点ですね。しかもそのいわれが沖縄らしい。
投稿: tak | 2014年10月24日 23:34
こんにちは。
「空耳アワー」を思い出しました(日本語と英語が逆ですね)。
相原と書いて「あいはら」と読むのですね。
「あいはる」であれば、I shall にも聞き間違えそうなモンですけれど。
読み手がよっぽどナイスな発音だったのでしょうね。
一度聞いてみたいものです。
投稿: るー | 2014年10月27日 12:48
るー さん:
不思議なもので、「あいはら」 と知ってからというもの、I shall とは全然聞こえなくなりました (^o^)
投稿: tak | 2014年10月27日 18:42