ウォームビズ初日
3連休が終わり、大方のサラリーマンにとって 11月の最初の出勤日となった今日は、ウォームビズのスタート日だったのだそうだ(参照)。このウォームビズという言葉は既にお馴染みだが、「暖房時の室温が 20度でも肌寒さを感じず、快適に過ごせる生活スタイル」 を指すらしい。
私は 3年前の東日本大震災の日から、かなり意地になってクールビズ、ウォームビズを実践している。震災のあった年とその翌年の秋までは、仕事部屋では一度も冷暖房を使わなかった。
「原発を稼働させなければ電気需要がまかないきれない」なんていわれていたので、「それじゃ、電気を節約すればいいんだろ!」とばかり、エアコンのスイッチを抜いてしまったのである。関東の気候ぐらいであれば、冷暖房はなくてもなんとか生き抜けるものである。
ただ、さすがに 2年目の冬からは寒すぎる時には暖房を入れるようになった。体を冷やしすぎると、寄る年波には勝てず、「寒冷じんましん」という反応が出るようになってしまったので、仕方なく 気温が 10度を下回ったら暖房することにしたのである。
昨年からは暑すぎる時には、エアコンを使う生活に戻った。さすがに還暦を過ぎると、我慢しすぎは体に悪いみたいなのである。ただそれでも、エアコンは一夏で 10回も使わなかった。使ったのは、気温が高い時というよりは、湿度が高すぎる時である。単なる暑さよりも蒸し暑さの方が、人間の体にはこたえるようだ。
冬の暖房は、室温が 13度以上にならないよう設定している。暖房をみっちりする北海道の人には、「13度なんて、ウチの玄関の気温」と呆れられたことがあるが、こればかりは意地である。
だから、一般的なウォームビズの基準であるらしい「暖房時の 20度」なんて、私にとっては「贅沢すぎ」に思われる数字である。ダウンジャケットを着込み、ニットキャップをかぶり、ユニクロのヒートテックのタイツと内側にボア付きのズボンを穿き、靴下も厚めのものにすれば、15度で「暑すぎ」と感じるようになる。
今年のウォームビズ初日はいい日和で、日が暮れてからもちょっと重ね着をする程度で快適に過ごしている。
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