偏差値 39の受験生が、2か月で一流大学に合格した話
Nifty News に、"受験生に朗報 「受験は3か月あれば間に合う」" という記事へのリンクがあった。私は「うん、確かに 3か月あれば十分だよね」と思った。それどころか、私は今年 2月に「入試シーズンになると思い出すこと」という記事で書いたように、受験勉強は、直前の 2か月しかやらなかった。
冒頭のリンク先に飛んでみると、この記事を書いたのは、『偏差値 40の受験生が 3か月で一流大学に合格する本』を書いた先生だとわかった。私はまたまた、「うん、そりゃそうだよね。偏差値 40ありゃ、十分すぎるよね」 と思った。何しろ私は、高校 3年時の偏差値が 39しかなかった。
さらに受験に興味がなかったから、自分の偏差値が 39ということすら知らなかった。後輩に「ウチの高校の受験資料によると、前年度にワセダに現役合格したのは 1人だけで、しかもその人の偏差値は 39ってことになってるんですけど、それって、先輩のことですよね」と言われ、初めて知ったほどだ。
私は母校の教師に「お前みたいなケースがあると、『受験勉強なんてぎりぎりまでしなくていい』ということになって、指導上困ってしまうんだよ」と言われた。
もっとも、私の高校 3年時の偏差値が 39しかなかったと言っても、中学時代は常にトップだったし、とくに勉強なんかしなくても、試験で苦労したことは一度もない。家庭学習しろなんて言われても、「授業でたいていわかっちゃうんだもの、これ以上、一体何を勉強すればいいんだ?」と思っていた。
経験からいうのだが、大学入試に出てくる問題のレベルなんていうのは、中学校までの学習の土台さえしっかりできていたら、あとは簡単に身につく。だから、高校時代は徹底的に遊び呆け、授業をサボりまくって、偏差値が 39まで落ちていた私も、2か月あればあっさり取り戻せた。
あんなくだらないメソッドの受験勉強を 2か月より長く続けていたら、私は私でなくなっていた。きっとスポイルされてしまっていたと思う。幸運なことに 3か月も関わらずに済んだから、今の私がある。
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