還暦をしばらく過ぎて、初めて「不惑感覚」を知る
明日から師走である。早いものである。ついこないだ箱根駅伝を見たばかりなのに、もう今年は 1か月しか残っていないというのである。還暦を過ぎてからの 1年というのは、本当にめちゃくちゃ早い。
近頃思うのだが、還暦を過ぎたということは、当人は若いつもりでも、残された時間は少ない。これを普通の言葉では、「老い先短い」というのである。男というのは 80歳ぐらいが平均寿命らしいから、私としても、残る人生は 20年ぐらいと踏んでもいいだろう。
たったの 20年である。別の言い方をすれば、あと 20年ぐらいで、うっとうしいことの多い人の世から、めでたく卒業できるのである。60年余り我慢してきたのだから、あと 20年ぐらいで済むなら、何とか我慢も続くだろう。とはいえ、楽しいことも結構あったけどね。
ただ、1年がこんなに短く感じるのだから、20年だってあっという間だろう。多分、40歳から 60歳までの 20年間より、ずっと短く感じるはずだ。ということは、馬鹿馬鹿しいことに関わり合って無駄な時間を費やす暇なんてないということだ。
孔子は 40歳にして「不惑」という心境に達したらしいが、私はぼんくらだから、60歳を少し過ぎて初めて、今後は「惑わず」ということで生きてみたいという気がしてきた。
といっても、それほど大したことじゃない。「もう惑ってる時間なんかあまり残っていない」という客観的事実と、「もう、これ以上惑うのも邪魔くさい」という主観的ずぼら感覚が入り交じったような気持ちである。この 2つがミックスされると、モチベーションとしてはかなり強い。
というわけで、「そんなこと言って、しっかり惑ってるじゃん!」と言われることがないように、少しは心して生きていきたいと思う今日この頃である。
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コメント
あれれ 平均寿命とは 0歳児の平均余命で 60近辺の人の余命はもうすこし長いはず、、、と思って調べてみると。
主な年齢の平均余命(厚生省) http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life10/01.html あらま 3年ばかし余分に浮世の風にあたらねばならないようですが、思っていたほどの 大差はないですね。(笑)
投稿: Sam.Y | 2014年12月 1日 22:56
Sam.Y さん:
まあ、乳幼児死亡というケースに遭遇せずに済んだのですから、生まれたばかりの子の平均余命よりは長く生きるんでしょうが、そもそも現代日本では、赤ん坊のうちに死んでしまうというリスクが比較的小さいので、還暦過ぎてもそんなに大きな差はないんでしょうね。
投稿: tak | 2014年12月 3日 00:09