香港の自由を守る運動に心の底から共感
香港の民主派が占拠しているモンコックの道路で、警察によるバリケードやテントの撤去が行われた(参照)。腹立たしいが、天安門のような惨事にならなくてよかったということもあり、とても複雑な気持ちである。
私は前世紀の 80年代から 90年代にかけて、仕事で何度も香港に行き、香港ファッション業界の、若手デザイナーたちと交流をもった。彼らは「どうして香港を逃げ出してヨーロッパや米国に移住しないんだ? と、多くの人たちに言われるが、僕らは香港に誇りを持っているから、ここでクリエーションを続けるんだ」と話していた。彼らは今、怒りに燃えているだろう。
彼らは、中国人の血を持ち、狭苦しいが共産中国ではない闊達な都市で、西洋と東洋の交差点でしかなしえない、独自のファッション作りに燃えていた。彼らのクリエーションを支えているのは、「自由」だった。自由こそが、彼らの誇りだった。それを踏みにじられたら、彼らの存在意義が否定されてしまう。
私は香港民主派の運動に、心の底から共感し、エールを送る。自由を守るために戦う彼らの姿を誇りに思う。我々の役目は、香港の地に天安門のような惨劇が繰り返されないように、しっかりとウォッチし続けることだ。
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コメント
賛成!!
がんばれ===!!!!
投稿: tokiko6565 | 2014年11月26日 06:23
tokiko さん:
香港の人たちにとっては、中国に返還されるよりも英国の植民地であり続けた方が幸せだったかもという気がしています。
投稿: tak | 2014年11月26日 11:24