いきなりの地震にびっくり
ブログの更新をしなけりゃいかんなあと思っていた今夜 10時過ぎ、iPhone に入れている地震情報アプリ「ゆれくる」が「ピロピロピロ〜ン」と、あの嫌な警報音を鳴らした。「やばいなあ」と身構えていると、ほんの少しだけ体感できるほどの弱い揺れを感じた。
実は、こんな時ほど心配になる。というのは、地震の巣窟、茨城県南西部でお馴染みの、強くても震度 4程度の直下型地震とは、明らかに様相が違うからだ。直下型地震だと、特有の突き上げるような縦揺れが、いきなりズーンと来るのだが、今回はまったく違う。
この土地に住んでもう 37年になるので、直下型の揺れには慣れっこになっていて、「ああ、これが最大の揺れで、これ以上にはならない」 と、逆に安心するが、今夜の地震のように弱い揺れだったりすると、逆にうろたえてしまう。それは、どこか遠くで大地震があったことを意味するからだ。
とくに初期微動といわれる弱い揺れが長く続いたりすると、それはとりもなおさず、すぐに本番の強い揺れが襲ってくるということだから、本気で身構えなければならない。そうでなかったとしても、遠くに住む親類縁者が心配になる。
今夜の地震は、つくばの地までは本番の強い揺れは届かなかったが、慌てて階下に降りてテレビをつけると、長野県北部が震源で、最大震度は 6弱という。6弱といえば、3年半前の東日本大震災での、この辺りの震度と同じだから、結構な被害が出ているはずだ。
ニュースを見ても、白馬村で住宅倒壊という以外に大きな被害は報道されないが、何しろ真っ暗だから、どこでどんな被害が出ているか、発見しにくいし、伝えにくいのだろう。 夜が明ければ、いろいろなことがわかってくるはずだ。
長野県北部には、知り合いが結構多い。安否が心配になったが、こんな時に電話をかけるのは回線混乱の元だから、遠慮している。何人かは Twitter や Facebook で無事が確認され、ほっとしている。こんな時には、SNS が本当にありがたい。
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