しばらく Safari と Chrome を使い分けてみよう
Internet Watch に "「Google Chrome 40」安定版公開、62件の脆弱性を修正" という記事が載った。バージョンは 「40.0.2214.89」で、「Windows 版、Mac 版、Linux 版が提供され、既存ユーザーは自動的にアップデートされる」とある。
「どれどれ」と自分の Mac で Chrome を立ち上げ、バージョンナンバーを確認したら、「40.0.2214.91」と表示された。おやおや、上述の記事は今日の、しかも日が暮れてから(2015/1/22 18:33) のものなのに、それから 4時間ほどの間に、既に 2回修正されているようだ。すごいものだね。
ところで、私は昨年 4月に「Mac と Chrome は相性が悪いようだ」という記事を書いている。私の MacBook Pro で長時間 Chrome を起動して作業していると、きまって OS がクラッシュしてレインボーカーセルが表示されっぱなしになり、強制終了に追い込まれる事態が頻発していたのだが、ブラウザを Safari にした途端に解決した。これでは Chrome との相性が悪いと判断するしかなかったのである。
ネットで検索してみると、MacBook Air 2012年版との相性が最悪とのレポートが散見されたが、実際は MacBook Pro との相性もかなり悪いみたいだったのである。ただ、長時間起動させなければクラッシュすることはないため、私は必要に応じてちょこちょこ Chrome を立ち上げて、用が済んだらすぐに終了させるということで、今日までやってきた。
本日公開された Google Chrome 40 は、わざわざ「安定版」とされているのだから、もしかしたら MacBook との相性が改善されているかもしれない。Interenet Watch の記事には「Mac OS との相性問題解決」というのはちっとも謳われていないが、これが放置されているということもなかろう。うん、きっと解決されているはずだと信じよう。
こう信じたいというのには、理由がないわけじゃない。Safari はなかなかいいブラウザで、使っていてもほとんどストレスがなく、しかも iPhone、iPad との同期もさくさく取ってくれるのでありがたいのだが、たった 2つ不満がある。それは、Safari には「フレーム内再読込」の機能がないことと、このココログの記事作成/編集画面の表示が、いまいちしっくりせず、ちょっとした不具合が頻発することだ。
それで今日のこの記事は、試しに Chrome を使って書いている。やはり、ココログの記事作成/編集画面に限っては、Chrome の方がずっとしっくりくる。これは、Safari の機能が悪いのか、それともココログの対応がまずいのか、判断できないが、要するにココログに関しては、 Chrome の方がずっと相性がいいようなのである。
このまま Chrome を起動しっぱなしにして何の問題も生じなければ、少なくともブログ更新作業の時は Chrome を使うことにしようと思う。それ以外では Safari の心地よさというのも確実にあるので、しばらくは 「使い分け」 でやってみたい。
【2月 7日 追記】
Chrome を起動させたままにしておいても、前ほど頻繁にフリーズすることはなくなったが、Office アプリでややこしい処理をさせると、レインボウ・カーソルが出現する傾向があるとわかった。しかしその場合でも、システム全体がフリーズしているわけではなく、Chrome を閉じれば短時間のうちにレインボウ・カーソルは消えて、通常の状態に復帰する。
問題は軽くなったとはいえ、やっぱり Chrome と Mac の相性は、根本的には解決されていない気がする。
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