明日の東北・北海道は荒れそうだ
昨日の夕方過ぎに鹿児島から帰ってきた時は、関東も九州に負けないほど春っぽい陽気だったのに、今朝目が覚めたら一気に季節が逆戻りしたような寒さだった。おかげで花粉症の症状もぐっと軽くなった。

春先の天気はこれだから油断がならない。明日の午前 9時の予想天気図を見ると、青森県の辺りに低気圧が 3つも横並びになっていて、等圧線がやたらに密に立て込んでいる。右端 (いや、東端) の低気圧からは、寒冷前線が長く延びている。
登山をやっていた若い頃、天気図の見方で 「二つ玉低気圧には気をつけろ」 というのがあった。これは 2つの低気圧が日本列島を挟むように、日本海と太平洋の沿岸を発達しながら進むもので、強風や雷雨になりやすい。ところが明日の朝の天気図は、二つ玉どころか三つ玉である。
東北と北海道の日本海側は、猛吹雪になりそうだ。私の生まれ故郷の酒田の天気も荒れ模様で、吹雪か横殴りの雨になると予想されている。真冬の間とくらべてなまじ気温が上がっているから、大雨だとずぶ濡れになるだろう。山は雪崩に気をつけなければならない。
「一雨ごとの暖かさ」なんていうが、春になりきっていない時の嵐はなかなか厄介である。吹雪なら、家に入る前に体についた雪を払い落とせばいいが、雨でずぶ濡れになると体が冷え切ってしまう。関東も寒暖の差が激しいから、風邪を引かないように気をつけよう。
| 固定リンク
「自然・環境」カテゴリの記事
- ブラジルには「蚊の工場」があるという(2025.11.15)
- 男体山がすぐそこに見えて、秋の深まりを実感(2025.11.01)
- 11月は気温高めで推移するらしいのだが(2025.10.30)
- 人間とクマとの「暮らしの境界線」というもの(2025.10.28)
- 気象庁、今夏の日本の気温は「明らかに異常」だった(2025.10.16)







コメント