未踏の地、鳥取県と鹿児島市
2010年 12月の「未踏の地、山陰と四国」という記事で、山陰の鳥取県、島根県、そして四国の香川県、徳島県、愛媛県の、計 5県にはまだ行ったことがないと書いている。しかしその後の 4年ほどの間に、島根県、香川県、徳島県、愛媛県には足を踏み入れることができた。しかも島根県には 3回、徳島県、愛媛県には各 2回行った。行ける時には行けるものである。
そして、行ったことはあっても一泊もしたことのない県というのがあって、それが私の場合、佐賀県だった。他の都道府県は、行ったからには一泊以上しているのに、佐賀県だけは通り過ぎるだけで、トイレ休憩しかしたことがなかったのである。しかしこれも、昨年の夏に出張で佐賀市を訪れて解消した。
これで足を踏み入れたことのない県は、鳥取県だけになった。この鳥取県だけは人口も 60万人以下と日本一少ないし、なかなか用事ができないのである。お隣の島根県には近頃 3回も行ったのに、すべて飛行機で出雲空港を利用したので、鳥取県の上空は通過したが、着地していないので敢えて「通過県」としてもカウントしない。
さらに言えば私にとっての弱みに、鹿児島県というのがあった。これまで鹿児島県には 3回足を踏み入れたことがあるが、最初に行ったのは鹿児島県は鹿児島県でも、奄美大島だった。大島紬関連の仕事で行って大歓迎を受け、夜のスナックで島の踊りを無理矢理覚えさせられた。覚えないうちは帰さないというのだから、嫌でも曲がりなりには踊れるようになった。
そして残り 2回は鹿児島空港に降り立ったのだが、目的地はお隣の熊本県にある人吉市だった。人吉に行くには、熊本空港よりも鹿児島空港の方が便利なのである。だから私は、鹿児島県には 3度行ったことがあるとはいえ、まともには奄美大島を訪問しただけで、あとは空港を素通りしただけだったのである。だから鹿児島県の九州本土(と言ったらいいのかな?)にはまともに足跡を印していない。
しかし来週、ついに仕事で鹿児島市に行けることになった。天気が最悪でさえなければ、桜島も拝めるだろう。ついに「鹿児島県は、行ったことがあります」と、何の後ろめたさも感じないで言えるようになる。
それにしても、鳥取砂丘を拝めるのはいつになるだろうか。
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