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2015年3月13日

サントリーの チューハイ 「The O.N.E (ザ・ワン)」 を試してみた

3月 10日に新発売となった、サントリーの チューハイ「The O.N.E (ザ・ワン)」を試してみた。これは、アルコール度数 1%のドライチューハイである。「酔いすぎたくはないけどお酒のある時間は楽しみたい」というニーズに応えるため開発されたのだそうだ。

Img_1585私としても、こうした類いのお酒があるといいなあと思っていた。3月 7日の記事で、「酒を飲まなくなって久しい」(参照) なんて書いてはいるが、酒が嫌いになったわけではない。酔っ払うのがうっとうしくなっただけで、酒そのものはむしろ好きなのである。

というわけで、「どれどれ、アルコール度数 1%のお酒というのはどんなものか」と期待半分、物好き半分で、さっそく買ってきて飲んでみたのである。

で、試飲の印象。残念ながら、あまり美味しいとは思わなかった。確かにドライではあるが、「コク」という要素がほとんどない。そのせいで、「お酒を飲んでいるなあ」という楽しい気分があまりしないのである。完全に酔っ払いたくはないが、ほろ酔い気分にもなれないのは、ちょっと物足りない気がする。これだったら、アルコール度数は 2% とか 2.5% とかあった方がいいのかもしれない。

とはいえ、美味しさという点では、アサヒの「スーパードライ」が出たての頃も「ドライだが、コクが全然ない」という共通した印象だったことを思い出す。あんなにコクのなかったスーパードライが、今では結構イケるビールになっているのは、徐々に改良されたためだと思う。

だからこの「The O.N.E」というチューハイも、徐々に改良されていくうちにそれなりのコクがプラスされる可能性はあると思う。年に 1度ぐらいは追跡試飲してみて、その進化のプロセスを追ってみたいと思う。

ただ私としては、チューハイなんかよりは「アルコール度数がビール並みの純米吟醸酒」というのがあると、どんなにうれしいかと思う。そのぐらいの日本酒なら、ちびちび飲みながらブログを書いても、すうっと眠りに落ちたりしないだろう。

 

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コメント

ふむふむ、現在、平日の真っ昼間なんでげすが、この問題についてちょいと考えてみたいと思います(今日はお休みなんで)。
まそのぉ、スーパードライやこのチューハイは、「料理(やや油っこい)を食べながら、口をさっぱりさせるために飲むアルコール飲料」なんでげしょうな。
だから、単体で飲むとコクがないと感じるんだと思いやす。
あながち、的外れな見方じゃないと思いやすが、どうでやんしょ。
それにしても、メーカーも次から次へと、あれこれ出してきやすなぁ。
あっしゃ一つ疑問があるんでやんすが、「ノンアルコールビール」があるのに、なんで「ノンアルコールチューハイ」はねぇんでやんすかね?(そりゃただの炭酸水じゃねぇか(≧ω≦))

投稿: 萩原下衆兵衛 | 2015年3月13日 11:43

萩原下衆兵衛 さん:

>まそのぉ、スーパードライやこのチューハイは、「料理(やや油っこい)を食べながら、口をさっぱりさせるために飲むアルコール飲料」なんでげしょうな。
>だから、単体で飲むとコクがないと感じるんだと思いやす。

なるほど。
狙い目は、みんなでガヤガヤ飲食しながら、お酒の苦手な人も 「付き合い酒してる」 という感覚でしょうかね。

>「ノンアルコールビール」があるのに、なんで「ノンアルコールチューハイ」はねぇんでやんすかね?(そりゃただの炭酸水じゃねぇか(≧ω≦))

わはは (^o^)
ただ、考えてみると、それだけ 「ビール」 という飲料の独自性が際立ちますね。
「ノンアルコール・ウィスキー」なんて、ウーロン茶みたいなものになりそうだし、「ノンアルコール焼酎」 となったら、想像するのも困難です。

投稿: tak | 2015年3月13日 15:30

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