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2015年5月11日

Adobe の独占状態が崩壊してもらいたい

私は一応業務で Adobe のソフトを使っている。ウェブページ作成のオーサリングソフト、Dreamwever、画像編集の Photoshop、DTP 関連の Indesign が主なところだが、最近ではCreative Cloud といプログラムで、月々の使用料を払えば同社のソフトが使い放題ということなので、喜んでというよりは、しかたなくそういうことにしている。

まあ、月々の使用料ならそんなに大したものではないが、1年分を計算してみるとそれなりの金額になる。それでも、昔は Dreamweaver を含む CS プログラムを一度アップデートするだけで数万円かかっていたのだから、まだ我慢できるのだが。

しかし、最近はどんなソフトでもどんどん安くなっている。シェアウエアなんかは、かなりの高機能のものでも数千円程度で、1万円以上のものはほとんどない。それを考えると、Adobe のソフトはどうみても高すぎる気がする。

これはどうも、Adobe が DTP やウェブデザイン方面のソフトを独占してきた経緯があるからだと思う。Windows 用ソフトなら、まだいくらでも安いのがあるが、Mac の場合はこれまで、なまじ「プロ用」だと思われてきたので、その名残だかなんだかしらないが、高止まりしている感がある。

しかし私なんかは、一応業務に使ってはいるが、それほど無茶苦茶に凝った使い方はしていない。ごくごく一般的な使い方をしているにすぎないのである。多分、Adobe のソフトの機能の 2割ぐらい(あるいはそれ以下?)しか使っていないと思うのだ。

幸いなことに、Mac も少しはシェアを伸ばしているようで、バリバリのプロでなくても使うようになっている。だったら、バリバリのプロというほどではないが、一応少しはクリエイティブな仕事をしている者向けの、ウェブオーサリングや DTP 関連のソフトが欲しいものである。

調べてみると、画像編集関連では Photoshop に劣らないほどの機能をもつシェアウェアがいくつか世に出ているようだ。オーサリングソフトにしても、だんだんそうなりつつあるような気がする。あとは DTP である。チラシや小冊子ぐらいなら、お手軽なソフトで作成可能で、Windows の世界では「パーソナル編集長」なんていうのが結構売れているらしい。

Mac の世界でも、バリバリのプロ用とお手軽な業務用という、ビミョーな棲み分けが進んでもらいたいと思っているところである。要するに私は、Adobe の独占状態が崩壊することを祈っているのである。

 

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コメント

全く同感です、独占禁止法にあたらないのですか、競合相手を次々と買収していくやり方、”是正しない限り、使わない”!

投稿: マーク 畔宮 | 2017年8月 8日 05:36

マーク 畔宮 さん:

そうか、競合相手を買収するのは、Adobe の戦略だったんですね。Dreamweaver だって、元々はマクロメディアの製品でしたからね。

ちょっと腹立ってきた ^^;)

投稿: tak | 2017年8月 8日 19:53

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