山形県観光のゆるキャラに思うこと
私の生まれた山形県への観光をプロモートする「山形デスティネーションキャンペーン」というのが始まっているのを、最近初めて知った。山手線で向い側の座席に座っていた女性が、いかにも山形県顔で、彼女の持っていたペーパーバッグに、「山形日和」というキャッチコピーと、ゆるキャラ 「キテケロくん」 の画像がプリントされていたのである。

「キテケロくん」というのは、こんな感じである。山形県についてほとんど知識のない人にとっては、「何これ?」という感じだろうが、山形県生まれの者なら、山形県の形から来ていると、すぐにわかる。山形県は人の横顔の形をしているのである。
「山形日和」 のウェブサイトで調べてみると、このキャラを考案したのは、山形県の中でも内陸に位置する市のお二人だそうだ。「なるほどなあ」と思う。というのは、日本海に面する庄内生まれの私の感覚からすると、心の山である鳥海山のあたりが帽子で蔽われてしまっているのが、ちょっと悲しくなってしまうのであるよ。
さらにいえば、人の横顔の山形県の形において最も特徴的なのは、口をポカ〜ンと開いた、ちょっと間抜けなまでの茫洋とした感じではないかと思うのである。それは、私の本宅サイトの中の "「庄内力」 養成委員会" のページをご覧いただければわかるが、ここでは右に画像で示しておこう。
こんなところでブツブツ言ってもしょうがないのだが、私としてはこの「ポカ〜ン感覚」が、キテケロくんでは損なわれていることもまた、ちょっと残念に思うのだよね。
というわけで、私は横顔の形の山形県の中でも最も重要な「目と鼻」の位置する庄内生まれとして、「ちょっと、なんだかなあ」と思ってしまうと、ここで表明しておこうと思うのである。山形県の中でも内陸と庄内は、やっぱり別の国なのだね。
ちなみに「キテケロ」は、庄内弁では「キテクレノ〜」になる。
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コメント
ヨソ者の視点から見ると、各地に数多あるゆるキャラの中では、かなり好感の持てる方だと思いますけどねえ。
動物などをまるっこくデフォルメした「よくある」ゆるキャラって、どれも同じに見えて何の差別化にもなってないし、むしろさまざまな産物、観光資源、伝統といったものを矮小化してしまうような気がします。
そういったものに比べれば、山形県のコレの場合(私は頑固なので、どうしてもこういう名前を口に出すのは抵抗があるんです、すみません)、たとえば風光明媚な観光地の写真のポスターに入っていても引き立て役のような感じで、あまり押しつけがましくなくて良いのではないかと思います。
マーケティングのツールである以上ある程度目立たないといけないんでしょうけど、有象無象のゆるキャラというのは、一つのキャンペーン(たとえばポスターであったり、イベントであったり)の中ではその地方や企業の本質的なコンテンツに対して相対的に目立つ(というかウルサイ)けれど、同業の他のゆるキャラに対しては大して目立たないという結果に終わっているケースが多いんじゃないでしょうか。
投稿: きっしー | 2015年5月18日 11:32
きっしー さん:
>ヨソ者の視点から見ると、各地に数多あるゆるキャラの中では、かなり好感の持てる方だと思いますけどねえ。
客観的にみれば、よくできている方だと、私も思います。
多分、私の感慨は、庄内生まれのわがままとか、ひがみという類いのものです ^^;)
投稿: tak | 2015年5月18日 23:43