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2015年7月10日

JR はまだ 1か月以上先の予約ができない

今日は本当に久しぶりに、天気の心配をしなくても済んだ。予報では朝から晴天となるだったが、午前中は「ところにより曇り」の「ところ」によってしまって、なかなか雲が晴れなかったものの、午後からは明るい日射しとなって、久しぶりに自転車ででかけることができた。

で、ついでということで、取手駅に寄ったのである。来月のお盆の頃に出張の予定が入ってしまい、その頃は帰省ラッシュで鉄道が混んでしまうだろうから、早めに特急指定席券を買おうと思ったのだ。

お盆の真っ最中に、まず飛行機で出雲に飛び、それから JR で鳥取と京都に寄って、一週間かけて帰宅するという、ちょっとばかりハードな予定である。出雲までの航空券は、既に「早割」で手配済みだが、鳥取から京都までの特急指定席は、どの列車にするか迷っているうちに手配できていなかった。

とはいえ混雑する時期だけに、とりあえず一番手頃な便を予約しておく方がいいだろうと、取手駅に寄ってみたのである。JR 西日本の便なので、自動販売機では買えず、みどりの窓口で申し込んだところ、なんとまあ、「切符の販売は 1か月前からとなりますので、恐れ入りますが、まだ販売できません」という。

そういえば、「指定席券の申し込みは 1か月前から」というのを、大昔に意識したことがあるが、そのシステムが、まさか  21世紀になってもまだ生きているとは思わなかった。

「え、まだ買えないんですか?」
「すみませんが、14日になってからおいでください」
「へえ、航空券なら 1か月以上前だと『早割』 で売ってくれるんですけどね」
「すみません、鉄道はそれができないんです」

というわけで、出直すことになったのである。JR、国鉄から民営になって久しく、いろいろあった不合理な点がずいぶん改善されたと思っていたのだが、こんなところにまだ「えっ、今さらどうして?」というような不合理が残っていた。

7月 10日になって、そろそろお盆の予定も決まりかけている時期に、まだ指定席券を買うことができないというのである。今どき、JAL も ANA も、お盆の便はほとんど満席に近くなっている。「早割」で安く買えるのだから、予定の決まっている人は当然の如く早めに予約してしまうのだ。

これだから JR は、航空便との競合区間は、飛行機に負けてしまうのだ。早割で予約して飛行機で行く方が早くて安いのだから、当然である。コンピュータで管理しているのだから、1か月以上前の予約は受けられないというわけでもなかろうに。それともそのコンピュータ・システムを組み替えるのが、死ぬほど面倒くさいのだろうか。

まあ、仕方がないから改めて予約を申し込むことにしたのだが、なんだかうっとうしい気持ちが残ってしまうのだよね。

ちなみに、私はこれまで鳥取県だけは足を踏み入れたことがなかったのだが、この度、初めて鳥取県内で宿泊まですることになった。これで全都道府県制覇になり、しかもすべての都道府県で一泊以上するというハードルも越えることになる。

 

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