「プチ熱中症」 に気をつけろ
昨年暮れにクロスバイク(スポーツ自転車で、いわゆるロードバイクとマウンテンバイクの中間タイプ)を買って、最近は晴れてさえいれば片道 30km 以内なら原則自転車で出かけることにしている。ただしかし、これはあくまでも原則で、しかもその原則はハードな方向に破られることが多い。
ちょっと気が向けば片道 40km ならでかけてしまう。歯止めが効かないのである。最近は片道 50km(往復 100km)ならやる気満々ででかけてしまう。そして、やればなんてことなくできるものである。そのうち往復 150km 以内なら自転車ということになりかねない。
おかげで若い頃の体力を少しは取り戻しつつある。自転車を買ったばかりの頃は、往復 30km 程度でひいひい言っていたが、今はまるで平気だ。自分自身の脂肪が落ちて筋肉が付いたのと、心肺機能が鍛えられた分、楽にペダルをこげるようになった。
ただしかし、問題は夏場の暑さ対策である。先日も炎天下に往復 100km のロングライドをして、帰り道はさすがに少々バテた。真夏の直射日光は、思っているよりもずっと体力を削る。行きはいいが、帰り道にそのツケが出るのだ。帰りは夕暮れの中だから楽だと思っていると、全然そんなことはなく、急に脚が重くなる。
さらに、帰宅してからも体の火照りが止まらないことがある。水分不足になっているのだろうと思い、意識して水を飲むがまったく鎮まらない。ならば塩分不足なのかと、レモン果汁と自然塩を加えた特製ドリンクを飲んでも、ほとんど効果がない。それでようやく、「これは熱中症になってしまっているのだ!」と気付く。
熱中症といってもフラフラになるわけではなく、救急車を呼ぶほどでもないので、まあ、「プチ熱中症」である。そう気付いてからは、早めに水に近いほどのぬるま湯シャワーを浴びるなどして、とりあえず体温を下げてやるようになった。そうするとあっという間に楽になる。
これをしないと、風邪を引いたわけでもないのに高熱を出している状態みたいなもので、無駄に体力を消耗してしまう。プチ熱中症でも何度か繰り返したら、夏が終わる頃には相当へばっているだろう。
周囲を見回すと、別に自転車でロングライドをしたわけじゃないのに、年のせいで体温調節機能が衰えて、ひいひい言っている老人が結構多い。これ、案外危険なことなのだね。「夏バテしちゃってねえ」なんてことで軽く済ませてしまうと、気付いたときには相当に体が弱っているなんてことになりかねない。
「プチ熱中症」のうちに、早めに体の火照りを取ってしまうことが大切だと、最近つくづく思うようになったのである。
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コメント
今日(土)はこちらの記事を読み、「最高気温35℃」の予報を見た上でいつも通り6時間ほど自転車徘徊しました。ええ、一番暑い時間帯です。
飲料水を飲んでも飲んでも喉が渇きます。
家に帰ってからもたくさん飲みました。
で、腹をこわしました。
ま、熱中症よりはましかな(おいおい)。
投稿: 萩原水音 | 2015年7月26日 00:14
萩原水音 さん:
>飲料水を飲んでも飲んでも喉が渇きます。
まさにそんな状態になりますね。
そんな時は、水を 10杯飲むより水シャワーと、近頃悟りました。
投稿: tak | 2015年7月26日 21:53