群馬県内で貴重な一泊
25日に「赤城山に登る」と書いたところ、ハマッコーさんから写真のリクエストがあった。「赤城山の姿は私の心に染みこんでいます」とおっしゃる。その気持ち、とてもよくわかる。私も里帰りして鳥海山の姿がよく見えると、涙が出るほど懐かしく嬉しい。
今夜はビジネスホテルに前泊するために、昼過ぎまでの仕事を終え、国道 50号線をゆっくりと辿った。そして夕方に前橋に近付くにつれ、右手に赤城山が見えてきた。複数の峰からなるだけに、とても堂々とした山容である。
ハマッコーさんのリクエストに応えて、写真を載せておこう。夕暮れだけにシルエットに近くなってしまったが、明朝に天気がよければまた別の表情の写真が撮れるだろう。
明日はあの山に登る。楽しみである。ちなみにクルマの前方には特徴あるギザギザの山容の妙義山、そしてその向こうには富士山の姿まで見えた。今日は山の景色の大サービスだ。
ところで、群馬県というところには案外来ていないことに気付いた。鉄道で帰郷するときは上越新幹線経由が多いので、高崎を通って清水トンネルを潜り、新潟に抜ける。だから何度も通ってはいるのだが、通り過ぎるだけということが多い。
考えてみると、群馬県に一泊以上したことって、驚くほど少ない。学生時代に高崎経済大学に進んだ友人の下宿に二泊したほかは、1度しかないような気がする。なまじ近いだけに、用があって来ても、日帰りしてしまうことが多いのだ。
今夜は貴重な群馬県内の一泊である。次は草津温泉辺りで一泊したいなあ。
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コメント
早速の赤城山の写真掲載ありがとうございます。
うっすら涙ぐんでしまいました(ホントです)
来る日も来る日もこの山を眺めていましたので、様々な記憶が蘇ってきますね。
”赤城山”で検索すれば大量の写真に出会えますが、takさんからのこの一枚は特別です。
ありがとうございました。
因みに、妙義山の向こう(右手)に見えるのは浅間山です。山容は似ていますが。
赤城山からは天候が良ければ富士山が見えます。
投稿: ハマッコー | 2015年10月29日 01:15
赤城山に釣られて久々にお邪魔します。
上州っ子だった私は。高校のときに毎年全校登山で登らされていました。1200名の女子高生がざっくざっくと登る姿はなかなかの壮観でしたよ。
takさんの後輩となるべく大学に進学してからはずっと東京に棲みついていますので、やはり懐かしくお写真を拝見しました。
上州人は皆「自分の住んでいるところから見えるものこそが赤城の一番美しい姿」と思っているふしがあります。(笑) この写真の赤城は「私の赤城山」なので、とても嬉しいです。
今日はお天気がいまひとつですが、どうぞお気をつけて登山を楽しんでくださいね。
投稿: ビニ傘女 | 2015年10月29日 09:03
ハマッコー さん:
喜んでいただけて、幸いです。誰にとっても故郷の山は格別ですね。
妙義山の向こうは浅間山でしたか。道理で大きく見えすぎたように思いました。教えて戴き、ありがとうございます。頭の中を修正しておきます。
(土地の人でも富士山と思っている人がいました ^^;)
投稿: tak | 2015年10月30日 00:37
ビニ傘女 さん:
1200名の大パーティはすごいですね。狭い登山道ですれ違ったりしたら、大変です。
急登の最中に、上から降りてきた 1200名に、次々に 「こんにちは!」 と挨拶されたら、挨拶を返すだけでバテバテになりそう (^o^)
「自分の住んでいるところから見える姿が一番美しい」 と思うのはどちらでも同じのようで、ウチの田舎の鳥海山でも、庄内側からみるおだやかでたおやかな山容が一番と、私は思っています。
しかし秋田人に言わせると、北側からみる荒々しく厳しい姿こそが鳥海山だということになるようです。まあ、どちらも美しいのですがね。
投稿: tak | 2015年10月30日 00:43